
結婚祝いや出産祝いなどで「のし袋」を複数人の連名で贈る際、名前の順番や書き方に迷う方は多いのではないでしょうか。
特にビジネスシーンでは、マナーを誤ると相手に失礼な印象を与えてしまうこともあります。
本記事では、同僚・上司と連名で贈る際の見やすい並べ方や、大人数で渡す際のマナーを分かりやすく解説します。
***目次***
のし袋に連名で名前を書く基本マナー
基本マナー
のし袋の表書きは、水引の上部に「名目(御祝、御霊前など)」、下部に「贈り主の名前」を墨色で書くのが基本です。
人数によって配置や順番が変わります。
(1名)
表の水引の下、中央にフルネームを記載します。

(2名)
・夫婦の場合
右側に夫のフルネーム、その左側に妻の下の名前のみを並べます。
左右バランスよく連名にしても問題ありません。
・夫婦以外
中央を挟んで左右バランスよく並べます。
目上の人がいる場合は右側に配置します。

(3名)
・目上の人がいるとき
・・・目上の人を中央に書き、他の2名は左側に並べるのが基本です。
見た目は左側に偏った配置に見えるので、近頃では1名を中心にして、その左右に並べることが多くなりました。
そうすると見た目のバランスが良くなります。
その時は、目上の人を右側にするのがルールです。

・同格(友人・同僚など)の場合
同僚や友人、上下関係が無く同格のときは、3人並べて中央に並べます。
順番は右から五十音順にするのが一般的です。

(4名以上)
2〜3人までは、のし袋の表面に横並びにするのが一般的です。
ただし、4人以上になると、全ての名前を並べると、ちょっとゴチャゴチャした印象を受け、名前が多すぎる印象が強くなります。
そこで4人以上では、目上の人や立場の上の人、団体であれば代表者を中央にして、左側に「他一同」または「外一同」と並べます。
そして、一同の名前と住所を書いた紙を「別紙」という形で中に入れます。

職場の同僚・上司と連名にする際の名前の並べ方
職場のメンバーで「のし袋」を連名にする際は、「右側が上位(目上)、左側が下位(目下)」という順序が絶対的なマナーです。
立場や関係性に応じて、以下のルールで並べます。
・上司や目上の人が含まれる場合
役職や地位が上の人から順に、右から左へ並べます。
(例:右から「部長」→「課長」→「係長」の順)

・同僚や立場が同じ(同格)場合
同僚でも年齢が異なるときは、誕生日で順番を決め、年長者順に右側から左へ並べるのが一般的です。
幹事など代表する人がいるときは、一番右に代表者、その他の人は年齢順に右から左へ並べる方法があります。
また、同じ年齢の同期や同僚のときでも、誕生日がわからないときもあると思います。
その時は割り切って、五十音順で右から並べると問題はありません。
誕生日順にするか、五十音順にするかは、当人同士の決め事なので、どちらでも失礼にはなりません。

注意ポイント
同じ立場の同僚であれば、どちらの方法でも問題ありませんが、迷った場合は相談して納得のいく並びにするのがベターです。
立場や年齢を考慮せず、順序をバラバラに書くのはマナー違反です。
トラブルを防ぐためにも、同じ立場のメンバーであっても事前に並び順を確認・相談しておくことをおすすめします。
人数が多い連名で「別紙」使うときのポイントは?
表書きには代表者名の左側に「外一同、他一同、有志一同」などと書きます。
しかし一同と書かれても、貰う方は誰なのかわからないので困りますよね。
そこで、使用するのが「別紙」という一覧表です。
(別紙の書き方)
別紙は、一同に該当する人、全員の氏名・住所を書いた紙になります。
縦書き、横書きのどちらでも良いですが、見やすいようにしてください。
敬称は基本的に不要で、所属や役職を書くとわかりやすいです。
そして並べる順番は、連名マナーと同じにします。
別紙に名前と住所を記載することは、受け取る側が誰からの贈り物か分かりやすくなり、お返し(内祝いなど)の準備もスムーズになります。

(別紙のサイズと紙質)
のし袋の内袋に入るサイズを選びます。
小さいと読みにくいし、大きかったら折り目ばかりついてしまいます、
白い無地の紙や便箋を使用し、派手な色彩や模様は避けてください。
(別紙の入れ方)
内袋にお金と一緒に入れます。
折って入れるときは、見やすく丁寧に折りたたんで入れるようにします。
まとめ
同僚や上司とまとめて連名でのし袋を出すときは、名前の並べ方に特に注意が必要です。
一緒に渡す人に失礼にならないように、また渡される方もわかりやすいように、連名の書き方マナーを守りましょう。
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