
健康診断で「内臓脂肪レベル」の数字が気になりつつも、具体的なリスクや対策が分からずに悩んでいませんか?
内臓脂肪の蓄積は、自覚症状がなくても将来的な健康リスクを高める要因になります。
健康を維持するためには、日頃から自分の数値を把握し、基準値以内にコントロールすることが大切です。
本記事では、内臓脂肪レベルの基礎知識や基準値の見方、体組成計を用いた正しい測定方法を解説します。
さらに、今日から始められる効果的な内臓脂肪の落とし方もご紹介します。
***目次***
内臓脂肪レベルとは?基準値と健康リスクの基礎知識

内臓脂肪レベルとは?
内臓脂肪レベルとは、お腹の臓器のまわりについた脂肪の量を数値化したものです。
脂肪には大きく分けて「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があります。
・内臓脂肪
内臓の隙間に蓄積する脂肪。生活習慣病のリスクと深く関わっており、つきやすく落としやすいのが特徴です。
・皮下脂肪
皮膚の下に蓄積する脂肪。
体温維持やクッションの役割があり、健康への直接的なリスクは低いですが、一度つくと落としにくい特徴があります。
内臓脂肪と健康リスク
内臓脂肪は、蓄積しすぎると以下のような生活習慣病につながる可能性があります。
そのため、定期的に測定して自分の状態を把握することが大切です。
・メタボリックシンドローム
高血圧や高血糖などが重なり、心疾患などのリスクを高めます。
糖尿病
インスリンの働きが低下し、発症リスクが高まります。
・脂肪肝
肝臓に過剰な脂肪が溜まり、肝機能の低下を招く恐れがあります。
内臓脂肪レベルの基準値
般的に男性は女性よりも内臓脂肪が蓄積しやすいと言われています。
以下は、一般的な体組成計(18歳〜99歳対象)における数値の目安です。
・標準(健康的): レベル1〜9
・やや高い(注意): レベル10〜14
・高い(過剰): レベル15以上
※基準値や判定基準は測定機器のメーカー(タニタ・オムロンなど)によって異なる場合があるため、あくまで目安・参考値としてご活用ください。
タニタとオムロンで測る内臓脂肪レベル!正しい測定方法と注意点

自宅での測定が重要な理由
タニタやオムロンの体組成計(体重計)は、体重だけでなく「体脂肪率」「筋肉量」「基礎代謝量」「内臓脂肪レベル」などをまとめて測定できます。 内臓脂肪レベルを定期的にチェックすることは、生活習慣病の予防や日々の健康管理、食事・運動の改善基準として非常に役立ちます。
体組成計が数値を測る仕組み
体組成計は、体に微弱な電流を流して電気抵抗を測る「生体インピーダンス法(BIA法)」を採用しています。脂肪は電気を通しにくく、筋肉や水分は通しやすいという特性を利用して、内臓脂肪の推定値を算出しています。
正確に測定するための5つのポイント
日々の正しい変化を把握するためには、以下のルールを守って測定することが大切です。
①素足で乗る
靴下やスリッパは電流を遮断するため、必ず素足で乗りましょう(両手でグリップを握るタイプはしっかり握ります)。
②毎日同じ時間に測る
体内の水分変動を避けるため、毎日同じ時間帯の測定が基本です。
③食前・入浴前に行う
食後や入浴直後は体水分量が大きく変化し、数値が変動しやすいため避けてください。
④飲酒・運動後は避ける
お酒を飲んだ後や激しい運動の直後は、正確な測定が難しくなります。
⑤同じ機器を使い続ける
タニタとオムロンでは独自の測定基準(アルゴリズム)があるため、数値の変化を追う際は必ず同じ機器を使用しましょう。
測定結果の活かし方
・基準値を超えていた場合
食生活の見直しや、軽い運動から始めてみましょう。
・健康的な範囲内の場合
現在の習慣を維持しつつ、定期的な測定を続けて現状を把握しましょう。
効率的な内臓脂肪の落とし方とは?男女別のおすすめアプローチ

効率的に内臓脂肪を落とすためには、食事のコントロールと適度な運動を組み合わせることが不可欠です。
男性のための内臓脂肪対策(代謝アップと食事管理)
男性は内臓脂肪が蓄積しやすい反面、筋肉量が多いため、正しく取り組めば比較的落としやすいのが特徴です。
・筋肉量を増やして代謝を上げる
大きな筋肉が集まる下半身の筋トレ(スクワットなど)を行い、基礎代謝を高めます。
・有酸素運動を組み合わせる
ジョギングやサイクリング、ウォーキングなどを「1日30分・週3〜5回」を目安に行うと、脂肪燃焼が加速します。
・食生活の引き算を意識
高カロリーな食事やアルコール(特にビールや甘いお酒)を控え、白米やパンを玄米や全粒粉に変える「プチ糖質制限」が効果的です。
・高タンパク・低脂肪を意識
鶏むね肉、魚、大豆製品などを積極的に摂り、筋肉の維持をサポートします。
女性のための内臓脂肪対策(ホルモンバランスとストレスケア)
女性は皮下脂肪がつきやすい傾向がありますが、更年期やストレス、ホルモンバランスの変化によって内臓脂肪が増えることがあります。
・ゆるやかな有酸素運動
激しい運動はホルモンバランスを乱す原因になるため、心地よく汗をかけるウォーキングやダンス(1日20〜30分、週3〜5回)がおすすめです。
・食生活の「質」を高める
野菜、果物、海藻などの食物繊維を増やして満腹感を維持します。
・賢い間食選び
お菓子をナッツや無糖ヨーグルトに置き換え、無理なくカロリーを抑えます。
・ストレスケアと睡眠
女性はストレスにより過食や脂肪蓄積が進みやすいため、十分な睡眠(7〜8時間)とリラックス時間を確保することが大切です。
男女共通の継続ポイント
・定期的な測定
体組成計で数値を記録し、モチベーションを維持しましょう。
・無理のない計画
極端な制限はリバウンドや体調不良の原因になります。
持続可能なペースで進めることが成功の近道です。
まとめ
内臓脂肪レベルの数値は、日々の生活習慣がそのまま形になったものです。
一度にすべてを変える必要はありません。
まずは今日、体組成計に乗って自分の数値を正しく知ることから、健康的な体づくりを始めてみませんか?
大切なのは、焦らずゆっくりと、自分に合った方法で続けることです。