
春になると世界中で色々なイベントが行われますが、今回はキリスト教の「イースター」に注目します。
世界各地でイースターが行われ、東方・西方の両教会ともに「卵」は登場するのですが、うさぎは西方教会だけに登場するのです。
どうして西方教会だけにいるのか?うさぎの正体はなに?と気になりませんか?
また、イースターのうさぎの発祥地といわれるドイツとの関係や、うさぎと卵をなぜ使うのかなど知りたくありませんか?
そこで本記事では、これらの気になることについて解説します。
併せてイースターのうさぎと卵を使った風習と、楽しみ方もご紹介します。
イースターの謎を知ることで、より親しみを感じられかもしれませんね。
***目次***
イースターとは?キリスト教西方教会とドイツの関係は?

(イースターとは?)
イースターは、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の最も重要な祝祭です。
イエスは金曜日に十字架にかけられて亡くなり、3日後に復活しました。
この復活した日曜日をイースターとして、「毎年春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われます。
そのため行われる日は、年によって変わります。
(イースターの日付)
イースターは、キリスト教全体で行われますが、東方はユリウス暦を使用し、西方はグレゴリオ暦(現在の太陽暦)を使用し計算方法が異なるので、行われる日付が違ったりします。
(西方教会とドイツの関係)
実は、東方教会でも卵は登場しますが、うさぎは出ないのです。
うさぎと卵の両方が登場するのは、西方教会だけなのです。
なぜ西方教会だけなのかは、ドイツの伝承が関わってくるみたいですよ、
うさぎが卵を運ぶという言い伝えはドイツの古くからある伝承として、ドイツのキリスト教徒から広がったという説があるのです。
ドイツでは、イースターの時期にうさぎが子供たちの行いをチェックし、良い子には服を着たうさぎが、綺麗な卵やお菓子、おもちゃをバスケットに入れて届けたという話があります。
また、うさぎと卵は、ドイツのゲルマン民族の女神エオストレに仕えていたという話に由来し、うさぎは多産と豊穣、卵は新たな生命の誕生をそれぞれ象徴するとして愛されてきました。
これらの伝承はドイツが発祥地であり、やがて西方教会から世界に広がっていったと考えられています。
うさぎと卵と使う理由は?イースターバニーの伝説とは?

(うさぎを使う理由)
うさぎは繁殖力が高く豊穣や生命の象徴とされているので、春の訪れを告げる神聖な存在とされています。
(卵を使う理由)
卵は古くから、新しい生命が誕生することのシンボルであり、キリストの復活と結び付けられたということです。
(イースターバニーの伝説とは?)
イースターバニーは、イースターの朝にサンタクロースのように、彩られた卵やお菓子を届けるという「うさぎのキャラクター」です。
ドイツの伝承では、イースターの時期に子供たちが、鳥の巣の中に産み落とされた卵を見つけました。
そのことを見ていた親たちが、イースターバニーが運んできたと言ったことが始まりと言われています。
春の祭典イースター!うさぎと卵を使った風習と楽しみ方は?

現代のイースターでは、伝統を守ったイベントや新たな楽しみ方を行っています。
それらの中から、ピックアップしたものをご紹介します。
(エッグハント)
親や大人が庭や家の中、公園などに隠した卵(派手な色の卵型の容器など)にお菓子やおもちゃを隠し、それを子供たちが探し回る人気イベントです。
(エッグペイント)
家族や友人たちとゆで卵やプラスチック製の卵に、カラーペンなどで模様や絵を描きます。
世界に一つだけのオリジナルエッグを作れるので、楽しい時間を過ごすことができます。

(エッグロール)
傾斜のある場所で卵を転がして、誰の卵が最後まで割れずに転がるのかを競います。
(イースターバニーの届け物)
子供たちはイースターの朝、イースターバニーがお菓子、小さなプレゼントなどを置いていくのを楽しみにしています。
クリスマスのように、枕元やバスケットの中に入っていることが多いようです。
まとめ
イースターは、春の訪れとキリストの復活を祝う華やかなお祭りです。
キリスト教徒の間では、うさぎや卵を使った様々な風習やイベントを楽しんでいます。
キリスト教でなくても、ちょっとイースターを意識して、彩り豊かな卵やうさぎのキャラクターを飾ったりして一日を楽しんでみませんか?