
寒い夜や風邪を引きやすい季節になると、日本では昔から「生姜湯」が体をポカポカ温める飲み物として親しまれてきました。
「本当に効果があるかはわからないけど、飲まないよりは飲んだ方が良いかな」という飲み物が多いなかで、生姜湯の健康効果はあるのでしょうか?
本記事では、生姜湯の風邪予防からダイエット効果・運動効果はどうなのか、基本の作り方と飲み方、さらにアレンジレシピについても、わかりやすく解説します。
生姜湯にも色々飲み方があるので、自分でお好みの飲み方を見つけるのも楽しいですよ。
***目次***
生姜湯の健康効果にびっくり!風邪予防からダイエット・運動まで

(生姜とは?)
ショウガ科ショウガ属の多年草で、その根茎部分は香辛料や食材、または生薬として活用されています。
日本では生で食べることが多く、「千切り」や「すりおろし」、甘酢漬けや紅しょうがとして食べることが多いです。
(生姜の殺菌効果は?)
生姜には、ジンゲロールやショウガオールという有効成分が含まれており、以下のような効果が期待されています。
・ジンケロール
・・・生の生姜に含まれ、殺菌能力があるという説もありますが、実際には食中毒の原因菌のサルモネラ菌やカンピロバクター、ビブリオ属菌などに対する殺菌作用は無いようです。
大腸菌に対しては、含有成分のアスコルピン酸による促進効果があるようです。
「逆に増やしてしまうかも」ということですね。
そして、加熱や乾燥処理を行うことで、細菌の発育を阻止する作用は無くなってしまいます。
また、精製分離したギンゲロールなどには、一部の細菌と大腸菌性の下痢に有効性があると言われています。
・ショウガオール
・・・ジンゲロールが加熱されると生成されるもので、体を温めて血行を良くする効果があると言われています。
(風邪予防への効果は?)
生姜成分には、体を温めて血行を良くする作用があり、免疫力を高めるので、風邪の予防や初期段階の症状緩和にある程度効き目はあると思います。
また、喉の炎症を抑え、発汗作用があるとされるため、民間療法で使われることが多いですね。
熱い生姜湯を飲み、ゆったりと体を温めてリラックスすることが、風邪予防につながると思います。
(ダイエット効果は?)
結論から言うと、生姜湯を飲むだけでダイエットできるわけではありません。
ダイエットを効果的にするには、カロリー消費する運動と食生活の改善が必要です。
そのため、市販品の中にもありますが、飲むだけで痩せる薬(実際は下剤的な効果?)は、ちょっと信用できないので個人的な意見としておすすめできないです。
でも生姜湯は、直接的な効果は少ないとしても、体温を上げる効果により基礎代謝を向上させ、カロリーを消費させやすい体質改善につながることが期待できます。
また、健胃作用や銀杏機能低下防止の効果があり、血行も良くなることで、老廃物の排出が促されむくみなどの改善のサポートにつながります。
(運動に対する相性は?)
運動前に飲むと体が温まるし、血行も良くなるので筋肉の柔軟性が増します。
また、酸素や栄養が筋肉に行きわたりやすくなるので、運動効果が向上します。
運動後に飲むと発汗やエネルギー消費した体の疲労回復に役立ち、筋肉痛を和らげる効果があるという意見もあります。
初心者でも簡単!生姜湯の基本の作り方と飲み方は?

(基本の作り方)
・材料
・・・生姜10mg(1かけ)、熱湯200ml、はちみつ小さじ1杯(お好みでどうぞ)
・作り方
・・・生姜を皮つきのまま薄く切るか、またはすり下ろします。
すりおろしの方が、より生姜エキスを抽出できるかもしれませんね。
カップに生姜を入れて、熱湯を注いでください。
その後、約3分蒸らして、生姜の成分をしっかり抽出します。
お好みではちみつを加えてよく混ぜたら完成です。
蒸らす時間やはちみつの量は、自分の好みで調整してください。
(基本の飲み方)
・飲む時間
・・・朝や寝る前に飲むと、体を温めて免疫力や健康効果が出やすいです。
朝に飲むと、血行や胃腸の働きも活発化して消化を助け、活動的な一日につながります。
・時間をかけて飲む
・・・5分から10分ほどかけて、体を温めるためゆっくり飲むのが基本です。
・一日に2杯前後
・・・生姜は刺激が強いので、飲み過ぎると胃腸に負担がかかることがあります。
一日一杯でも良いですが、基本は朝夜の2杯がおすすめです。
体調を見ながら空腹時は避けて飲んでください。
毎日続けよう!生姜湯のアレンジレシピで健康生活

アレンジレシピの基本的な考え方は、はちみつ生姜湯に「何かを加える」のが基本です。
加える量は目安的なものなので、お好みで量を調整してください。
ピックアップしたものをご紹介しますが、ご自分で色々加えて試してみるのも楽しいと思います。
(レモン生姜湯)
はちみつ生姜湯の中にレモン汁(小さじ1~2杯)を加えます。
爽やかな飲み口で、ビタミンCが風邪予防や美肌効果にもつながります。
(シナモン生姜湯)
シナモンパウダーをお好みで少々振りかけてください。
シナモンは血糖値の急上昇を抑え、脂肪燃焼をサポートすると言われています。
(ミルク生姜湯)
熱湯の代わりに温めた牛乳に生姜を入れる飲み方です。
コクのある牛乳と合わせることで、飲みごたえがあり、まろやかな味わいになります。
まとめ
生姜湯には飲むとすぐに風邪が治り、短時間でダイエットに成功!というようなびっくり効果はありません。
ただし、昔から漢方や民間療法で活用されていたように、風邪の症状を和らげることや、疲労回復が期待できる飲み物です。
ゆったりとした時間で色々飲み比べて、健康効果を味わってください。