
動物病院へ行ったときに、獣医さんから「愛犬の肝臓の数値が高い」と言われた方はいませんか?
人間と同じように、犬の健康管理の中でも、肝臓は特に重要な臓器のひとつです。
肝臓の数値が高いまま放置していると、健康に悪影響を与えることがほとんどです。
そのため、肝臓に負担をかけない食事をする必要があります。
今回は、犬の肝臓の数値が高い場合の原因やおすすめの治療法、肝臓のケアフードの選び方のポイント、ヒルズ肝臓ケアについて解説します。
愛犬の健康維持のため、ぜひ参考にしてくださいね。
***目次***
犬の肝臓の数値が高い!原因とおすすめの治療方法は?

(肝臓の数値が高い原因)
肝臓の数値が高い場合、ほとんど悪いことだらけですね。
・肝炎
・・・ウイルス感染、細菌感染、中毒、寄生虫などが原因で肝臓に炎症が起きる。
・脂肪肝
・・・肥満や栄養バランスの乱れが原因で、肝臓に脂肪が過剰に蓄積する。
・肝硬変
・・・慢性的な肝炎などが原因で、肝臓が線維化して硬くなり機能が低下する。
・腫瘍
・・・肝臓に腫瘍ができる場合もある。
・先天的な異常
・・・肝臓の生まれつきの異常など。
(症状)
食欲不振、元気が無くなる、痩せてきた、嘔吐、下痢、黄疸、痩せてきた、水を多く飲む、腹水などがあります。
犬をよく観察すると、普段と違う様子であり、大体気づくと思います。
とは言いながら、飼い主が体調不良に気づかずに、いつの間にか進行していることもあります。
普段から犬の体調や様子を観察して、異常がないか確認するのは、飼い主の責任です。
(治療方法)
・原因の特定
・・・基本は、動物病院で診察や健康診断を受け、血液検査、超音波検査、生検などを行い異常が無いか確認します。
何かの異常があれば、原因を特定して治療します。
・原因の除去
・・・ウイルス感染や中毒などが原因の場合は、原因となるものを除去します。
点滴や抗菌薬などを使用します。
・対症療法
・・・肝炎に対する薬物療法、脂肪肝に対する食事療法など、症状に合わせて治療します。
抗生物質、ビタミン剤、ステロイド剤などが使用します。
・食事療法
・・・多くの場合、食事療法で様子を見ることが多いです。
肝臓の負担を減らすために、低脂肪、高品質タンパク質のフードを選びます。
食事内容は、獣医師の指示に従って与えます。
肝臓の健康維持に役立つフードの選び方のポイントは?

犬の肝臓の健康維持をすることは、長寿で健康な生活を送るということです。
フード選びは、食事療法の中で特に重要なことです。
(フードの選び方のポイント)
・低タンパク質のフード
・・・肝臓に負担をかけないために、過剰なタンパク質の摂取を避けましょう。
肝臓が弱っている犬の場合、タンパク質の代謝がうまく行われず、有害物質が蓄積することがあります。
適切な量の高品質なタンパク質を含むフードを選びましょう。
・脂肪分を抑えた食事
・・・肝臓は脂肪を代謝する役割を持っているため、脂肪分の多い食事は肝臓に負担をかけることがあります。
脂肪分が適度に調整された低脂肪フードを選んで、肝臓への負担を軽くします。
・抗酸化物質を含むフード
・・・抗酸化物質は、肝臓の細胞を保護しダメージを軽減する働きがあります。
ビタミンE、ビタミンC、セレンなどの抗酸化成分を含むフードを選んで、肝臓の健康維持をサポートします。
・消化が良い食材
・・・肝臓の負担を減らすために、消化しやすい食材が使われているフードを選びます。
お米やさつまいもなど、消化吸収が良い炭水化物を含むフードが肝臓に優しいとされています。
・肝臓サポート用に調整された療法食
・・・市販のフードではなく、動物病院や獣医師から勧められる療法食を選ぶのも良いでしょう。
特に肝臓の機能に特化して栄養バランスが考えられたフードは、病気の進行を遅らせる効果が期待されます。
・添加物
・・・着色料、香料、保存料などの添加物は、できるだけ避ける方が良いでしょう。
ヒルズ肝臓ケアとは?愛犬の肝臓をサポートするフードとは?

(ヒルズ肝臓ケアとは?)
獣医師が開発した療法食の一つに、ヒルズ肝臓ケア(ヒルズ・プリスクリプション・ダイエット)があります。
愛犬の肝臓の健康をサポートするために特別に設計された療法食です。
肝臓に疾患のある犬や肝臓の機能が低下している犬に、必要な栄養素をしっかり補給できるよう配慮されています。
・低タンパク質で肝臓の負担軽減
・・・肝臓機能が低下している犬に対して、必要な栄養を補給しつつ、代謝に負担がかからない良質なタンパク質量を配慮しています。
・適度な脂肪分とエネルギー供給
・・・肝臓は脂肪の代謝に関与するため、脂肪分を調整して肝臓への負荷を減らしています。
また、肝臓に負担をかけないように脂肪分が適切に配分され、消化しやすいように栄養設計をしています。
・肝機能をサポートする抗酸化物質
・・・肝臓は、酸化ストレスによってダメージを受けやすいため、抗酸化物質が重要です。
ヒルズ肝臓ケアには、ビタミンEやC、セレンといった抗酸化成分が含まれており、肝臓細胞のダメージを軽減し、修復を促進することが期待されています。
・ビタミンやミネラルのバランス
・・・肝臓病の進行を防ぐために、ビタミンやミネラルのバランスが整えています。
例えば、肝臓に負担をかける可能性のある銅の含有量を制限し、必要な栄養素をバランスよく摂取できます。
・消化しやすい成分で健康維持
・・・消化が良い食材が使用されており、弱った肝臓にも優しい設計です。
消化吸収がスムーズに行えることで、食欲不振の犬でも食べやすくしています。
まとめ
愛犬の肝臓の健康維持には、食事管理が非常に重要です。
獣医師と相談しながら、愛犬に合ったフードを選び、適切な食事療法を行うことで、愛犬の健康な生活をサポートしましょう。