
部活において「日中は暑いけど夜だから大丈夫」と油断しがちですが、実は気温が下がる夜間の練習でも熱中症のリスクはゼロではありません。
熱中症は、暑い日中だけではなく、夜間においても危険なのは変わりないのです。
そのため、指導者はもちろん、部員一人ひとりが正しい熱中症対策を理解して、部活に取り組まなければなりません。
本記事では、夜間の熱中症リスクや部活での水分・カリウム補給、バナナの有効活用、熱中症対策と応急処置について、わかりやすく解説します。
日中・夜間を問わず、熱中症に対する安全知識を手に入れましょう。
***目次***
日中だけではない!夜間の部活も要注意の熱中症リスクとは?

(部活の場所に日中の熱が残っている)
実は、日中に太陽の熱を吸収した施設は、夜になってもゆっくり熱を放射しています。
放射している施設には、校舎、体育館、グランドの土、芝生、アスファルトなどがあります。
夜になって気温が下がって涼しくなったと考えやすいですが、実際は運動しているこれらの場所の温度は、気温よりもかなり高いことがあるのです。
(湿度が高く汗が蒸発しにくい)
夜になって気温が下がっても、湿度が高い状態が続くと、汗が蒸発しにくいです。
汗が蒸発しにくいと、体温が上昇しやすくなり、体温調節がうまくできなくなり、熱中症になりやすくなります。
(疲労蓄積や軽い脱水状態)
夜間練習が始まる時間帯は、すでに部員は日中の活動で体力を消耗しているし、疲労や脱水状態が残っていることがあります。
また、「夜は涼しい」という先入観と集中力も消耗しているので、のどの渇きに気づきにくいとか、「夜だからそれほど水を飲まなくても」と、水分補給のタイミングを逃していることもあるのです。
(体調変化が見えづらい)
周囲が暗いことが多く、顔色の悪さ、動きの鈍さ、ふらつき、疲労状態などの初期の状態を周りが見落とすことがあります。
また、本人も「まだ大丈夫」と無理をしがちなことも、リスクの一つです。
(体育館が蒸し風呂状態)
冷房が効いている体育館なら良いですが、冷房をしていない体育館は、風が通らない、湿気が抜けない、日中にこもった熱が残っていることが多いです。
そのため、屋外よりも屋内の方も危険なことがあるのです。
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部活練習の水分補給とカリウム補給!バナナの有効活用とは?

(部活練習には水分とカリウム補給)
部活運動で大量の汗をかくので、水分だけではなくナトリウム、カリウムなども一緒に失われます。
そのときに水分不足だと言って、水だけを飲んでいると、体内の電解質バランスが崩れて、ひどいときは痙攣や筋肉の収縮、筋力の低下、倦怠感、めまい、力が入らないという症状がでることもあります。
そのため、運動での水分補給に対しては、水の他にミネラル(カリウムやナトリウムなど)も摂らないといけません。
(バナナの有効活用)
ナトリウムは塩分なので、スポーツドリンクなどで摂ることができますが、カリウムはどうしたらよいのと思う人もいるでしょう。
そこでカリウムを補給する上でおすすめなのが「バナナ」なんです。
バナナは、ほとんどの人が好きな果物の一つで、以下のような利点があります。
・カリウムが豊富
・・・果物の中でもメロンと並び、トップクラスのカリウムを含んでいます。
・手軽な果物
・・・持ち運びがしやすく、皮をむくとそのまますぐ食べられます。
・エネルギー補充
・・・練習前、休憩時、練習後に分けて食べると、エネルギーとカリウムの両方を補充できます。
水分だけでなく、バナナを上手に活用してカリウムを補いながら、暑い時期の部活でも安全にパフォーマンスを保ちましょう。
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指導者・部員の熱中症対策!発症予防対策と応急処置とは?

熱中症は、予防することが最大の対策であり、指導者はもちろん部員自身も正しい知識を持つことが必要です。
ここでは、指導者と部員が行う熱中症予防対策と、万が一発生してしまったときの応急処置について解説します。
(指導者が行う予防対策)
・気温、湿度の確認
・・・WBGT(暑さ指数)を定期的に確認して、危険レベルになったら練習中止や休憩の判断をする。
・風通しを良くする
・・・体育館など湿度がこもりやすい場所は、換気や扇風機など積極的に風通しを良くする。
・休憩、水分補給の徹底
・・・喉が渇いたからではなく、20~30分ごとに必ず休憩をさせ、水分補給をする。
水だけではなく、スポーツドリンクやバナナなどを活用する。
・部員の体調をチェック
・・・練習前の体調や、睡眠時間、食欲、疲労などを記録する。
また、顔色や返事の遅れなどを観察する。
(部員による予防対策)
・水分、栄養を補給する
・・・喉が渇いたからではなく、定期的に水分と栄養を摂るようにする。
また、練習前には必ず水分を補給しておく。
・無理をしない、異常を感じたらすぐ報告
・・・「めまいがする」「だるい」「少し気持ちが悪い」など体調に異常を感じたら、すぐに指導者に報告し、練習を中止するか休憩を取る。
また、自分だけでなく他の部員の異常を感じた時も、指導者に報告する。
(熱中症の疑いのあるときの応急処置)
・めまい、立ちくらみ、足がつるなど
・・・軽度の場合は、日陰やエアコンのある場所など、涼しい場所へ避難して休憩をとる。
・体がだるい、ふらつくなど
・・・意識がはっきりしているときは、衣服をゆるめ、冷たいタオルや氷嚢、保冷剤などで
首、脇の下、太ももなど大きな血管がある場所を冷やす。
・回復が遅い、反応が悪い、意識が無いなど
・・・回復が遅い場合や意識が朦朧、または無くなった場合は、すぐに救急車を呼ぶ。
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まとめ
部活における熱中症対策は、指導者、部員共に応急処置の知識を共有し、少しでも異変を感じた時は、早急に応急処置を行うことが重要です。
重症化すると命に関わるので様子がおかしいときは、判断を迷わず救急を要請するようにしましょう。