
夫婦関係を続けていると、夫の言動や態度によって、妻にストレスが少しずつ溜まり、結果的に体調不良が起こったりすることが多くなっているようです。
この体調不良の原因には、「夫源病」と呼ばれている病気?が含まれており、そのままにしていると症状が悪化して、結果的には離婚など深刻な問題になることもあります。
そこで本記事では、夫源病とはどんなものなのか、原因や症状、また夫源病がどうかを判断するセルフチェックをご紹介します。
また、夫源病を悪化させない対策と、注意ポイントも併せて解説します。
夫婦関係の改善に向けた第一歩として、まずは正しい知識を身につけていきましょう。
***目次***
夫源病とはどんな病気?原因は夫?それとも夫婦関係?

(夫源病(ふげんびょう)とは?)
夫源病は、正式な医学用語ではありません。
夫の言動や行動、生活態度などがストレスとなり、妻の心身に不調が現れる状態のことについて使われる「造語」的なものです。
(夫源病は病気?)
病気と言うよりも、「夫の存在や態度などが精神的ストレスとなり、イライラや不安、体調不良などが現れる状態」のことと、考えた方がよいでしょう。
医学的に言うと、適応障害、自律神経失調症、更年期障害などストレス関連の症状として扱われることが多いようです。
(原因は夫か夫婦関係か?)
夫源病の原因は、主に「夫の行動」によるものですが、単純にそれだけとは限りません。
夫と夫婦関係の両方が、関わってくるというのが正しいでしょう。
どういう行動が原因になるかというと、以下のものがあります。
(主な原因)
・夫の行動や言動
・・・家事、育児を妻に任せっきりで、妻の苦労に無関心などや、上から目線で命令口調、感謝の言葉がないなど。
妻の気持ちを考えないで、自分の好きなことをする、または言うなど。
このような態度の旦那って、結構いるんじゃないですか?
・生活態度
・・・家にいて何もしなかったり、妻の行動に干渉したり、依存したりする。
・夫婦関係
・・・夫に対する我慢を強いられ、自分の感情を抑えることで、ストレスが溜まる。
ストレスがどんどん溜まってしまいますが、うまく発散できないことで、妻の自律神経やホルモンバランスが崩れ、体調不良を起こしてしまう。
これらのように、ほとんどが夫の行動によって、妻が精神的に追い詰められて、夫源病を発症してしまうということです。
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夫源病の症状は?夫の行動でセルフチェック!

夫源病の症状自体は、自律神経失調症や更年期障害と似ているので、体調不良があっても年齢や個人の体質などが原因と考え、自分では気づきにくいこともあります。
(精神的な症状)
・感情が不安定になる
・・・夫の姿を見るとイライラする、何か腹が立つ、気持ちが沈んで涙が出る。
・憂鬱になる
・・・夫と会話したくない、夫の帰宅時間が近づくと気分が思い。
・集中力が低下する
・・・物事に集中できない、判断力が鈍る。
(身体的な症状)
・頭痛、めまい、耳鳴り、顔のほてり、口が渇く。
・食欲不振、吐き気、胃痛、下痢、便秘。
・肩こり、背中の張り、倦怠感、疲れやすい、腰痛、不眠、微熱。
(夫源病のセルフチェック)
不調が夫源病であるかどうかを判断するために、以下の夫の行動でチェックをしてみましょう。
ただし、医療としての診断ではないので、あくまでも参考として考えてくださいね。
- 家事、育児、介護など非協力的で妻に任せっきり。
- 妻の悩みや体調不良に無関心で、心配の言葉もない。
- 妻に対して感謝や労りの言葉がほとんどない。
- 妻の話を聞かず、意見を否定したり、上から目線で話す。
- 趣味や遊び、飲み会など、自分の都合を優先する。
- 怒りっぽくて、家庭内で威圧的、命令的な態度をとる。
- 妻の行動に対して指示やチェックを入れ、外出には行先や時間を細かく聞く。
- 自分は行動(趣味、外出など)しないで、妻に構って欲しがったり依存する。
- 無口、無関心で会話が成立しない。
- 妻の行動に干渉するが、自分は勝手に行動する。
・3個以下・・・ストレスはあっても、夫源病である可能性は低いと思われます。
・4~6個・・・夫の行動がストレスになり、心身不調になっている可能性があります。
・7個以上・・・強いストレスを受け、危険です。
具体的な対策や専門家(カウンセリング、心療内科、婦人科など)へ相談を検討することをおすすめします。
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夫源病を悪化させない対策と注意ポイントは?

(悪化させない対策)
・物理的な距離を取る
・・・心身ストレスが限界のときは、話し合うことや改善することが難しいことがあります。
一人になれる場所や夫から距離を置ける場所に外出します。
実家、友人宅、図書館、カフェ、喫茶などが良いです。
・別室で作業
・・・夫のいない別室で休んだり、作業をして一人の時間を確保します。
・必要以上の会話をしない
・・・口論になるような会話を避ける、必要最小限の会話に留める、否定的な言動が始まったらその場をさりげなく離れます。
・自分のための時間を作る
・・・趣味、スポーツ、買い物など好きなことができる時間を作ります。
・夫の言動を受け流す
・・・夫の意見に無理して反論せず、「なるほど」と受け流しましょう。
(注意ポイント)
・原因を取り除くのは難しい
・・・夫源病は、夫の性格や価値観の違いなどが原因であり、すぐに夫の性格を直すなどの対策はできないことがほとんどです。
無理して変えようとすると、かえってトラブルの元になるかもしれません。
・無理して良い妻でいようとしない
・・・「良い妻でいよう」と思っても、夫は妻の気持ちを理解していないのがほとんどです。
無理して我慢するよりも、自分の心身の安全を考え、夫に理解や期待を求めるのは二の次にしましょう。
・話し合いのポイント
・・・夫の言葉や行動を直接非難せず、「私は○○と感じる」「○○と思われるのは辛い」などと自分の気持ちを伝えます。
また、話をするときは夫の落ち着いているときなど、タイミングを選んで話し合いましょう。
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まとめ
夫源病の原因である夫の言動や行動は、話し合ったとしても改善されるとは限りません。
まずは、妻本人の心身の健康を最優先に考えましょう。
対策や改善策を行なうことや専門家に相談することも当然必要ですが、最終的に別居や離婚して新しいスタートを切ることも、選択肢の一つと考えましょう。