ちょっとパンを買いすぎた場合、食べきれなくて余してしまうことがありますよね。
そのまま常温で置くのも心配だし、冷蔵や冷凍をするのもよいけど、「風味や食感は大丈夫なのか？」と悩んじゃいます。
そこで本記事では、パンの冷凍保存をする際のアルミホイルとラップ、ジッパーバッグの使い方、レンジとトースターを使った冷凍パンの解凍、焼き方についてわかりやすく解説します。
誰でも簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
***目次***
パンの冷凍保存！アルミホイルとラップ、ジッパーバッグの使い方
（パンの保存方法）
パンの保存方法としては、「常温」「冷蔵」「冷凍」の三つの方法がありますが、保存する期間がどのくらいかによって使い分けると良いです。
・常温保存
･･･1～2日程度であれば、直射日光が当たらず、高温高湿の場所を避けて、涼しい場所で保存します。
袋をしっかり閉じて乾燥を防ぎ、夏にはカビに気を付けてください。
・冷蔵保存
･･･2～4日程度であれば、アルミホイルやラップ、ジッパーバッグで、冷蔵室に保存します。
ただし、冷蔵ではパンも劣化し美味しさも落ちることがあるので、あまりおすすめできません。
常温保存ができない期間であれば、冷凍保存する方がおすすめです。
・冷凍保存
･･･冷蔵では劣化や美味しさも落ちるので、長期保存を考えるなら、一気に冷凍保存する方が美味しさや風味が長持ちします。
目安としては、2～3週間保存できますが、なるべく早く食べるようにしてください。
（パンは冷凍保存がおすすめ）
パンを長期間保存するときは、「冷凍保存」が適しています。
そして、冷凍保存の基本は、「空気に触れさせない」「乾燥させない」「劣化を防ぐ」です。
そのためには、「ラップ」「アルミホイル」「ジッパーバッグ」を使用するのがおすすめ。
これらは、100均などでも手に入るので便利です。
（冷凍保存の流れ）
・熱をさます
･･･パンが焼きたてなど熱い場合は、粗熱を取って冷まします。
熱いままラップなどに包むと、パンが水蒸気でべチャッとなってしまいます。
・小分けしてラップで包む
･･･食パンなら1枚ずつ、他のパンは1回で食べられる量に小分けします。
小分けしたパンを空気が入らないようにピタッとラップで包みます。
1週間以内で食べるのであれば、ラップで丁寧に包むことで保存できます。
（アルミホイルを使う）
1週間以上保存したいとか、さらに劣化や風味を残したいと思うなら、ラップで包んだパンをアルミホイルで二重に包むのがおすすめ。
アルミホイルは、熱伝導率が高いのでパンが早く冷凍され、美味しさをそのまま閉じ込めます。
（ジッパーバッグを使う）
ラップとアルミホイルの二重保存でも良いのですが、ジッパーバッグの中に入れて空気を抜き保存すると、もっと長期間保存しても劣化や風味をそのまま残すことができます。
3週間程度なら冷凍保存でバッチリです。
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冷凍パンを美味しく解凍！レンジとトースターの使い方は？
冷凍パンを解凍するには、「電子レンジ」と「オーブントースター」を使う方法があります。
基本的に、解凍する時は電子レンジを使い、解凍したパンをさらに美味しく焼き上げるにはオーブントースターを使う方法をご紹介します。
（電子レンジにアルミホイルはNG！）
パンを解凍するときに電子レンジを使うとき、アルミホイルは必ず外してください。
電子レンジでアルミホイルを使うと、火花が散って発火や故障の原因になることがあります。
（電子レンジで解凍）
・ラップで包んであるパンを皿にのせます。
・600Wで10～20秒程度温めますが、小さいパンなら、半分位の5～10秒程度が目安です。
・温めた後に指でちょっと触って、柔らかい感じがしたら食べごろです。
（温めるときの注意ポイント）
温める時間を始めから長くすると、加熱しすぎでパンがパサつくことがあります。
温めるコツは、短時間から始めて、パンの状態を見ながら加熱時間を延長することです。
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冷凍パンを焼く！まるで焼き立ての美味しいパンの焼き方
冷凍パンを電子レンジで解凍したあとに、オーブントースターを使ってカリッと仕上げる焼き方です。
厚切り食パンや菓子パン、惣菜パンなど、ほとんどのパンで使えます。
（レンジ＋トースター）
まずは電子レンジで冷凍パンを解凍します。
そのままでも美味しくいただけますが、さらに焼きたての雰囲気に戻します。
・前項の解凍の仕方でパンを解凍します。
レンジの場合、「アルミホイルを外して」ラップのまま解凍するようにしてください。
・解凍したパンの表面に、少量の水を霧吹きか手で付けてください。
ちょこっとの水を付けることで、焼き上がったときの香りと美味しさが抜群です。
・オーブントースターに入れるときは、アルミホイルを敷くと良いです。
・オーブントースターに入れて、2～4分程度（目安）焼きますが、うっすら焼き色が付いたら完成です。
すぐに焼くのを止めて中から取り出してください。
この時も、焼きすぎないことが、美味しい焼きパンを食べるための大切なポイントです。
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まとめ
ラップ、アルミホイル、ジッパーバックの三点セットで冷凍するのが、長期間冷凍パンの基本です。
また、冷凍パンの解凍と焼きたての味わいを再現するには、レンジとトースターの合体技が良いでしょう。
これらの組み合わせと流れを覚えておけば、冷凍パンも焼きたてパンとして楽しめますよ。
