
食中毒を起こすと、腹痛や下痢、嘔吐などの症状がでて、とても辛いですよね。
また、重症化すると命にも関わることもあると言います。
実際、食中毒で死亡する人もいる恐ろしい病気です。
ただし、これらの食中毒は日常生活でできる対策で、ほとんどのものが未然に防ぐことができます。
本記事では、食中毒を日常生活で防ぐ食中毒予防三原則(厚労省推奨)、感染経路と手洗いの効果、腸内環境を整えるビオフェルミンは食中毒に効くのか?について解説します。
***目次***
厚労省推奨の食中毒予防三原則とは?施設や家庭で守る対策は?

(食中毒予防三原則)
厚労省が推奨している三原則は、「つけない」「増やさない」「やっつける」で、食中毒の原因菌から体を守るため、日常生活の中でもできる基本中の基本の方法です。
(つけないとは?)
食品に「原因菌」をつけないことを徹底します。
・手洗い
・・・調理前後、生肉・生卵・魚などを触った後は、必ず手洗いをします。これは徹底します。
・調理器具
・・・包丁、まな板、付近などできるだけ用途別に使い分けします。
使用ごとに洗浄・殺菌することも基本的で、より食中毒を防ぐのに有効です。
・食品保管
・・・食品を保管するときは、肉汁や水分が他の食品に付かないように、ビニール袋や密閉容器に入れてそれぞれ保管します。
(増やさないとは?)
万が一食品に原因菌が付着しているとき(付いているかわからないときもありますが)、それ以上増やさないことを徹底します。
・適切な温度管理
・・・食材は、冷蔵10℃以下、冷凍は―15℃で保存します。
・調理食品は早めに食べる
・・・購入した食材は早めに調理し、早めに食べます。
・常温放置をしない
・・・調理した食品を長時間常温で放置するのは避け、早めに食べるか素早く冷やして冷蔵庫に保存します。
また、解凍した食品を再び冷凍しないようにします。
(やっつけるとは?)
食品に付着した原因菌を死滅させることです。原因菌をやっつけましょう。
・加熱
・・・肉や魚は中心部までしっかりと加熱(目安は中心部が75℃以上で1分以上)します。
半焼けが好きだとか、中途半端な加熱は避けてください。
・生職以外は火を通す
・・・生食用以外の食品は、十分に火を通すのを基本にします。
・調理器具の殺菌
・・・使用後の包丁、まな板、布巾などは、潜在で洗浄したあと、熱湯をかけたり消毒剤で殺菌します。
(家庭や施設の対策は?)
家庭内だけではなく、学校や介護施設、介護施設、老人施設などでも対策は共通です。
・家庭
・・・日常的に三原則を意識し、食材の買い物から保管、調理、食事、残った食品の保管まで、しっかり対策を行います。
・施設
・・・施設では衛生の責任をはっきりさせるように、衛生管理マニュアルの作成や記録、調理関係者の健康チェック、定期的な食中毒の研修の実施など、施設全体の取り組みが必要です。
特に乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い人がいる施設では、衛生管理を徹底します。
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食中毒の症状と感染経路は?手洗いを徹底する日常とは?

(食中毒の主な症状)
食中毒の原因は、細菌やウイルスが体内に侵入することで、様々な症状を引き起こします。
・下痢
・・・水のような便が何度もでます。時には血便がでることもあります。
・腹痛
・・・激しい痛みがあるとか、鈍痛が続くこともあります。
・吐き気、嘔吐
・・・食事後早い時間や数時間経った後に、胃腸へ刺激があったり、急激に嘔吐したりします。
・発熱
・・・食中毒の種類によっては、免疫反応などで高熱が出ることもあります。
(主な感染経路)
・食品経由
・・・原因菌に汚染された肉や魚、野菜などが長時間放置されていたとか、十分に加熱しないで食べた場合があります。
・調理器具経由
・・・同じまな板や包丁を使ったときに原因菌が他の食材に移る場合があります。
・人から人へ経由
・・・感染者の便や吐しゃ物に直接触れたり、付着した場所を触ってしまった場合に感染することがあります。
また、調理をする人の手が汚染されていたときに、食品に触って原因菌が付着することがあります。
(手洗いを徹底する日常とは?)
食中毒を予防するには、「つけない」ことが日常的に必要で、そのために最も有効なのが「手洗い」の徹底です。
・手洗いのタイミング
・・・外出から帰宅後、生肉・魚・卵を扱ったとき、トイレの後、調理前、おむつ交換や介護の後、食事の前、ペットに触れたときなどは、手洗いを徹底しましょう。
アルコール消毒は、あくまでも補助として考え、基本は手洗いです。
・手洗いの仕方
・・・流水と石鹼で15秒以上かけて、手のひら、手の甲、指先、爪の間、手首までをしっかり洗います。
洗ったあと清潔なタオルやペーパータオルで水分をしっかりふき取ります。
できれば、個人それぞれのタオルを使用したほうが良いです。
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ビオフェルミンは食中毒に効くというのは本当か?

ビオフェルミンという家庭用の薬が「食中毒の予防になる」「食中毒に効く」という話が注目を集めていますが、本当かどうか気になる人は多いですよね。
主に腸内環境を整える「乳酸菌製剤」で、乳酸菌やフィズス菌などの元々腸内に生息している「善玉菌」が主成分です。
腸内の善玉菌を増やし、腸内のバランスを改善する働きがあります。
腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることで、便秘や下痢、お腹の不調が起こりますが、ビオフェルミンを飲むことで善玉菌を増やし、腸内環境を正常に戻し症状を和らげます。
(食中毒に対する効果は?)
結論から言うと、ビオフェルミンは食中毒を治療する直接的な薬ではありません。
食中毒の原因である細菌やウイルスを殺す効果は無いので、食中毒の治療はできないということです。
そのため、食中毒には整腸剤ではなく、医療機関での適切な治療を受ける必要があります。
食中毒の直接的な治療薬ではないからといって、まるっきり効果がないということではありません。
整腸剤として腸内環境を正常に保っていることで、悪玉菌の繁殖を抑え、腸内の免疫機能を活性化させる効果が期待できます。
すなわち、食中毒を直接治療することはできませんが、腸内環境を整えることで、症状の緩和や回復を早めるのではないかという補助的な役割が期待されています。
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まとめ
食中毒予防三原則を徹底することで、ほとんどの食中毒は未然に防ぐことができます。
また、最も効果的なのが手洗いなので、日常的に意識して徹底してください。
ビオフェルミンは、食中毒の治療薬ではありませんが、日頃からの腸内環境を整える整腸剤として活用することはおすすめできます。