
近年、ネット通販や個人取引などで、銀行口座番号を公開したり教えたりすることは少なくありません。
また、日常的に商品や仕事の代金を振り込む場合に、相手の口座番号を知ることもあります。
しかし、付き合いのある相手ならまだしも、身元のはっきりわからない相手に、自分の口座番号を教えることに不安を感じることはありませんか?
自分の情報が相手に知られてしまうとか、思わぬトラブルに巻き込まれないかと、気になる人もいると思います。
そこで本記事では、口座番号を教えることは危険なのか?また不安の原因や注意すべきこと、口座番号のトラブル回避のための安全策などを、わかりやすく解説します。
口座番号を教えることに不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。
***目次***
銀行口座番号を教えるのは危険なのか?口座公開の不安とは?

(口座公開に対する不安とは?)
口座公開する場合に感じる不安には、主に以下のものがあるようです。
・漠然とした不安
・・・他人に自分の情報を教えることについて、悪用されるのではないかと、漠然とした不安を感じる人がいます。
しかし、一般的に支払いや取引で口座番号を教えるのは当たり前のことです。
・個人情報流出への不安
・・・個人情報が流出したり、悪意のある第三者へ渡ったりするのではないかという不安です。
残念ながら住所氏名、電話番号などは流出することがあります。
これらの情報は、残念ながらどこからかははっきりしませんが、ほとんどの人の情報は流出していると考えた方がよいかもしれませんね。
実際に、私の個人情報も身に覚えのないまま流出しているのを、警察から教えてもらったことがあります。
・詐欺や不正利用への不安
・・・公的機関や警察、銀行などの職員と名乗り、口座番号や暗証番号を聞き出され、詐欺や不正利用に使われるのではないかという不安です。
これは、公的機関が暗証番号などを聞き出すことは絶対ありません。
(口座番号を教える危険性は?)
銀行口座番号を教えること自体は、商品購入や振込依頼など取引上必要なことで、日常的に行っていることなので、特に危険性はないと考えられています。
これは、銀行などで直接手続きするときは良いけれど、ネットでは怪しいのではということではありません。
なぜなら、ネットなどでは、口座番号を教えないと会員になれないとか先に進まないし、口座番号を教えただけでは、現金の引き出しや不正な送金ができないからです。
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通販や振込依頼で口座番号を教えるときに注意すべきことは?

通販や振込依頼で口座番号を教えることに不安を感じる人は、以下の点に注意することで、ほとんど(100%とは言い切れませんが)のトラブルや詐欺などを防ぐことができます。
(通販で確認すべきこと)
・「特定商取引法に基づく表示」を確認する
・・・ネット通販業者は、運営会社の名称、住所、電話番号、代表者名、取引方法などが表示されているかを確認します。
会社の住所をストリートビューなどで、実際に存在するのか、確認するのも良いですね。
※特定商取引法に基づく表示の詳細については、消費者庁の「特定商取引法ガイド」を参考にしてください。
・振込先の名義を確認する
・・・企業名で運営しているのに、振込先が個人名(特に外国人名)の場合は、詐欺の可能性もあるのでなるべく避けた方がよいと思います。
・フリマサイトの個人取引
・・・相手の評価や取引実績などを確認するようにしましょう。
(口座番号を教えるとき)
・必要最小限の情報だけ
・・・一般的に振込で相手に伝える情報は「金融機関名」「支店名」「口座番号」「口座名義」「預金種別(普通預金とか)」です。
それ以外は教えないようにしましょう。
・情報は正確に教える
・・・正当な取引で口座番号などを間違って教えると、取引が成立しないことがあるので、しっかり正確な情報を教えるようにしてください。
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口座番号トラブル回避!不審な振込依頼に対する安全策とは?

口座番号のトラブルを回避する安全策は、それほど難しいわけではありません。
不信を感じたら、相手の情報を確認することが重要です。
(不審な振込依頼の例)
・振込を急がせる
・・・早く振り込まないと大変になるとか、振り込まないと訴訟するなど、やたら振込を急がせる言い方をする場合は要注意です。
焦らせて判断を鈍らせるという目的が考えられます。
・相手情報が不明確
・・・運営が会社で振込先が個人名というのは、ちょっと要注意です。
特定商取引法に基づく表示があるか確認し、住所に実際に会社があるのかや、電話をかけて実在するのか確認します。
・取引方法が限定的
・・・銀行振込のみで、他にクレカやペイペイ、代金引換などの安全な支払い方法が選べない場合は要注意です。
・偽サイトに注意する
・・・大手銀行や大企業を名乗り、「取引が停止になる」「パスワードが不正に使用された」「パスワードの変更が必要」など、不安に思う文言を使って、偽サイトへ誘導します。
また、口座番号や暗証番号など、やたら情報を入力させることも多いです。
(安全策)
・すぐに振り込まない
・・・慌てて急に振込むことはしないようにして、冷静になりましょう。
一般的に、早く振り込まないと大変なことになることはありません。
・相手の情報はしっかり確認する
・・・不審な相手の場合は、サイトのアドレスを確認するとか、検索して連絡先などの情報が一致しているか確認します。
電話やメールなどで連絡を取ってみるのも、重要です。
色々な検索方法で、連絡先などが一致しているか、確認する方法もあります。
・個人情報に注意する
・・・振込に必要以外の情報(パスワード、暗証番号とか)は、絶対教えないようにします。
・公的機関などに相談
・・・不審に思うことがある場合は、消費者センターなどや銀行などに相談するのも有効です。
同じように悩んでいる人や、現在流行っている詐欺などの情報をアドバイスしてくれます。
専門家の意見やアドバイスは、被害を防ぐためには確実な方法です。
まとめ
銀行口座番号を教えること自体は直接的な危険につながるわけではありませんが、他の個人情報や暗証番号を教えてしますと、不正利用や詐欺被害のリスクが高まります。
もし不安を感じたら、すぐに警察や取引のある金融機関に相談することが重要です。