
「厄年(やくどし)」って知っていますか?
なんとなく怖いイメージがあり、昔から「厄年にはお祓いをしなければならない」とか、聞いたことがある人も多いと思います。
「神社に行ってお祓いをするのは面倒くさい・・・」けど、「ほっておくと悪いことが起きるかも」と気にする人もいますよね。
そこで本記事では、厄年のお祓いは必要なのか、また厄年の男女別の年齢、お祓いは神社と寺院のどちらで行うのか、時期はいつなのか?をわかりやすく解説します。
また、実際にお祓いには効果があるのか、貰ったお守りはどうしたらよいのかについても、併せて解説します。
***目次***
厄年のお祓いは必要?男女別の厄年年齢一覧

(厄年ってなに?)
日本の伝統的な風習で、人生の中で災難や病気、不運なことが起こりやすい年齢のことです。
男女でそれぞれ特定の年齢が決まっており、本厄の前後の年が「前厄」「後厄」と三年間厄年が続きます。
(厄年のお祓いは必要なのか?)
実際、厄年には、科学的根拠や統計的に災難や不運が多いということはありません。
日本以外にも、厄年と同じように注意すべき年齢がある国や考え方を持つ国もありますが、それぞれ年齢の設定については、バラバラの年齢なのが現実です。
日本では厄年でも、他の国ではラッキーな年齢ということもあり得るのです。
そうすると、日本にいても日本人は厄年だけど、外国人は関係ないとなると、いったい厄年って何?と考えてしまいますよね。
また、キリスト教には厄年という発想は無いので、日本人のキリスト教徒が厄年に教会でお祓いするということはありません。
結果的には、厄年のお祓いが必要と思う人、節目の年齢だからたまにお祓いをしてもらうかと考える人、神社や寺院のお祓いを受けてみたい人、縁起を担ぐ人などは必要として良いでしょう。
しかし、厄年を信じない人、厄年だからといって災難や不幸が起こるはずはないと考える人、根拠のはっきりしないことはしたくない人、お祓い代がもったいないと思う人などは、お祓いを必要としないと思います。
いい加減だなと思う人もいるかもしれませんが、結局お祓いを受けたい人は受ければよいし、必要としない人は受けなくても、その人の自由ということです。
(男女別の厄年年齢)
厄年は数え年(生まれた年を1歳とする)で計算します。
・男性の前厄・・・24歳、41歳、60歳
・男性の本厄・・・25歳、42歳、61歳
・男性の後厄・・・26歳、43歳、62歳
この中で、42歳が「大厄」と呼ばれ、一番注意が必要と言われています。
・女性の前厄・・・18歳、32歳、36歳
・女性の本厄・・・19歳、33歳、37歳
・女性の後厄・・・20歳、34歳、38歳
この中で、34歳が「大厄」と呼ばれ、一番注意が必要と言われています。
厄年のお祓いは神社と寺院どこでする?時期はいつ?

(お祓いは神社と寺院どこでするのか?)
神社と寺院のどちらでお祓いをしても、問題はありません。
ただし、お祓いの方法に少し違いがあります。
・神社
・・・神道に基づいて、神様に災厄や穢れを祓い清めてもらいます。
神職が祝詞を読み上げることや大鈴を使います。
・寺院
・・・仏様の御加護によって厄除けを行います。
読経や護摩祈祷などを行いますが、厄除け祈願などと呼ばれることもあります。
(お祓いの時期は?)
一般的には、元旦から節分までの間に受けることが多いようで、この時期には、多くの神社や寺院の行事で盛んに厄払いをしています。
ただし、厄払いは神社も寺院も一年中受け付けているのがほとんどなので、自分の都合のよい時期でも受けることができます。
しかし、神社や寺院の行事の都合もあるので、あらかじめ連絡を取り日時の確認をして予約した方が良いです。
何組がまとめてお祓いをすることもあるので、希望日にできないこともあります。
厄年のお祓い効果とお守りはどうする?

(お祓い効果はあるのか?)
厄年の根拠と同じように、お祓い効果も科学的に証明されてはいません。
厄年などを信じない人にとっては、お祓い効果があるとは思わないでしょう。
しかし、お祓いを受けた人にとっては、次のような心理的効果があると考えられています。
・心理的な安心感
・・・厄年に対しての不安感がお祓いを受けることによって、「これで今年は大丈夫だ」という心理的な安心感が得られます。
厄年を気にする人にとっては、この安心感が一番だと思います。
・気持ちの切り替え
・・・安心感を得た上で、これで今年を乗り切れると、気を引き締める機会になります。
・加護効果
・・・自分の回りには、神様や仏様の御加護があると信じることで、自分のすることに自信を持てます。
(お守りはどうする?)
お祓いを受けたときに、ほとんどの神社や寺院からお守りが授与されます。
一年間次のように大事に扱うようにします。
・神様、仏様の分身
・・・お守りは神様や仏様の分身をして自分を守ってくれるので、粗末に扱わないようにします。
・日常的に身につける
・・・毎日持ち歩くバッグや財布などに入れておくと。常に神様や仏様の御加護を感じられます。
・神棚や仏壇に置く
・・・自宅に置く場合は、神棚や仏壇に置き丁重に扱うようにします。
(お守りの処分は?)
基本的にお守りは一年間保管して、厄年が終わったら、お祓いをしてもらった神社や寺院で「お焚きあげ」してもらいます。
お焚き上げは、お正月などの決まった日に行うことが多いので、その日に合わせて持って行きます。
まとめ
厄年のお祓いは、厄を避けるための魔法ではありません。
また、お祓いをしなかったからといって、必ず災害や災いが起こるわけではありません。
お祓いは自分や家族を大切に思う気持ちや、守る気持ちを形にしたものと言えます。
厄年を人生の節目として、自分を見つめ直して、気を引き締める機会と考えましょう。