
昔ならいざ知らず、食料が豊富な現代の日本で「栄養失調になることは、ほとんどないのでは?」という人は多いと思います。
ところが、「食事をしていても、栄養失調になることがある」と言われたら、「どうして?」と気になりませんか?
そこで本記事では、栄養失調とは何か?原因や症状、また栄養失調かどうかのチェックポイントをわかりやすく解説します。
また、栄養失調に対する対策や食事の改善法についても併せて解説します。
特に子供や高齢者のいるご家庭では、家族の健康を守るために、ぜひ参考にしてください。
***目次***
栄養失調とは何か?どんなことが原因?

(栄養失調とは?)
体を健康に保つために必要な栄養素(カロリー、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど)が不足している状態のことです。
かつては、「食べ物が足りない=痩せている=栄養失調」というイメージでした。
しかし実際は、痩せているから栄養失調ということではなく、食べていたとしても栄養が偏っていたり、一部の栄養が極端に不足している場合も含まれています。
(どんなことが原因?)
・食事の偏り
・・・好きなものはたくさん食べて、嫌いなものはほとんどたべないなど偏食をすることで、必要な栄養が不足してしまいます。
・食欲不振
・・・高齢者の中には、食事量が減ってタンパク質やビタミン類などが不足することがあります。
特に一人暮らしなどになると、食事の準備や買い物に行くのが面倒だとかで、間に合わせの食事で栄養が摂れなくなることもあります。
・経済的な問題
・・・お金が無いなど、十分な食事を摂ることができない経済状態の人も、栄養失調になる可能性が大きいです。
・病気や薬の影響
・・・胃腸系や、内臓、腸関係などの病気の影響や、手術後に栄養が行きわたらず、うまく消化や吸収されないこともあります。
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栄養失調の症状とチェックするポイントは?

栄養失調は自分で気づかないことも多いので、体に起きる様々な症状に注意を払わなければなりません。
(主な栄養失調の症状は?)
これらの症状が現れたからといって、栄養失調だとすぐに断言できるものではありません。
しかし、栄養失調になりやすい、またはなっている人に多く現れる症状です。
・疲労しやすい
・・・カロリーやタンパク質が不足だと、筋肉量の減少や筋力が低下して、疲れやすくなってしまいます。
・体重が減少する
・・・総合的に栄養が不足すると、体重の減少が多く見られます。
食べているのに、急激な体重減少が見られる場合は注意しなければなりません
・肌荒れや髪の乱れ
・・・肌が荒れたり、髪のパサつき抜け毛、傷が治りにくいのも栄養が不足しているサインです。
・イライラや集中力が低下
・・・イライラすることが多いとか、仕事や勉強するにも集中力が続かない。
・貧血やめまい
・・・体がだるくなってきたり、貧血やめまいがしたり、よく立ちくらみするようになります。
(栄養失調のチェックポイント)
自分自身や家族の状態をチェックするときに参考にしてください。
・食事の回数・・・1日3回きちんと摂っていない。1日2回以下の日が多い。
・偏食が激しい・・・好きなものだけを食べている。
・野菜、果物が少ない・・・野菜や果物を十分に食べていない。
・特定の食品・・・甘い物やインスタント食品を食べることが多い。
・タンパク質・・・肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質が豊富な食事をしているか。
・体重の減少・・・食生活は変わっていないが、体重が減ってきた(例:半年で2~3kg)
・疲れやすい・・・以前と比較して疲れやすくなった。
・食欲が無い・・・食欲が無くなってきたり、食べる量が少なくなった。
・免疫力の衰え・・・感染症や風邪をひきやすいとか、傷が治りにくい。
・成長不良(子供の場合)・・・身長と体重の伸びが平均よりも減少している。
・学習の意欲(子供の場合)・・・だんだん勉強に対する興味や集中力が無くなってきた。
・噛む、飲み込み(高齢者の場合)・・・噛む力や飲み込む力が弱くなってきた。
・肉体の衰え(高齢者の場合)・・・肌の老化、肌荒れ、乾燥など肉体が衰えてきた。
これらのチェックポイントに該当することが多く、また栄養失調の症状もある場合は、栄養失調の初期や既に該当しているかもしれません。
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今日から行う栄養失調の対策と食事の改善法は?

栄養失調に対する対策は、それほど難しいことではないので、心配な人は今日からでも食事改善法を摂りいれてください。
(対策と食事改善法)
・1日3食
・・・食事は3回きちんと摂るようにして、朝食など1食を抜かないようにしましょう。
脳と体に必要な栄養を不足させてしまいます。
・栄養バランスを考える
・・・基本のことですが、主食(炭水化物:ご飯、パン、麺類など)、主菜(タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(ミネラル、ビタミン、カルシウムなど:野菜、海藻、きのこなど)を揃えた食事を意識して摂ります。
野菜は、なるべく多くたべるようにしてください。
・多彩な食材
・・・なるべく多くの栄養を摂るために、乳製品やフルーツ、豆腐、納豆、キムチ、汁物、みそ汁など色々な食材のものを食べましょう。
・間食をする場合
・・・間食は、ヨーグルト、チーズ、バナナ、牛乳、パンなど、あくまでも栄養補給として考えます。
たくさん食べて主食が食べられないようになるのはだめです。
・水分を補給
・・・水分不足にならないように、こまめに水、お茶、スープなどを飲みましょう。
・食事は楽しく
・・・栄養補給を意識過ぎないように、楽しい食事を演出しましょう。
同じ食材や食事内容にならないように、たまには焼き肉やなべ物など皆で一緒に食べる料理も良いですね。
・少しずつ改善
・・・急に好きなものをやめて、嫌いなものも食べなさいといっても、改善法が続かないこともあります。
すぐに完ぺきをめざすようにしないで、少しずつ食材を代えるとか、新たに1食加えるようにして進めるようにしましょう。
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まとめ
「年のせいか、疲れやすいな」「体がだるい」などと感じる場合は、栄養失調になっていないか確認すること大切です。
特に高齢者の場合、自分で栄養不足を感じないことも多いので、かかりつけ医や栄養士に相談し、血液検査などで栄養状態をチェックするのもおすすめです。