
普段、何気なく乗り降りしているエレベーターですが、ビジネスシーンでは知っておくべきマナーがあるのをご存知でしょうか?
乗り降りの順番や、上座や下座の立ち位置など、小さなスペース内での気配りは、あなたの印象をぐっと良くすると思います。
本記事では、エレベーターの基本マナーを始め、上座・下座の立ち位置など、印象度アップについてわかりやすく解説します。
エレベーターでのスマートな振る舞いを、さっそく実践してみましょう。
***目次***
エレベーター利用の基本マナーとは?

エレベーター利用の際には、乗降入口や限られた空間を共有するので、周囲に対する配慮や礼儀を守ることが大切です。
マナーを適切に守ることで、自分も回りも気持ちよく利用できると思います。
(乗り降りのマナー)
・降りる人を優先する
・・・到着したエレベーターの中に降りる人がいたら、降りるのを優先して待ちます。
降りる人がいないとか、降りたことを確認してから、乗りましょう。
慌てて乗ると、降りる人とぶつかったり邪魔になってしまいます。
・扉の前をふさがない
・・・エレベーターを待つときは、扉の正面に立たないように、少し左右に避けて順番に待つようにしましょう。
・優先すべき人
・・・目上の人、お客様、身体の不自由な人などを先に乗せるのがマナーです。
降りるときも先に降りてもらい、全員が降りるまで扉が閉まらないように「開」ボタンを押し続けます。
(エレベーター内での行動)
・会話は控えめ
・・・他に利用者がいる場合は、大声で話すとか、プレイベートな話題、業務上の機密事項など周囲に聞かれたくない会話は避けましょう。
密閉されたスペースでは、静かにするのが基本マナーです。
・スマホの操作は控える
・・・通話しながら乗り込むとか、スマホの画面操作をしながら乗るのは避けてください。
周囲の人や他人に関心が無いとか、無神経という印象を与えることが多いです。
・飲食はしないように
・・・飲食しているとこぼすことがあり、周りに迷惑をかけてしまいます。
エレベーターの上座・下座とスペースの配慮とは?

利用者はあまり意識しないかもしれませんが、エレベーター内も応接室などと同じように、「上座」「下座」というように席次があります。
上座は、目上の人とかお客様などの重要な席や尊敬を現す席のことです。
(上座と下座)
・上座
・・・操作盤の対角に当たる、出入り口から最も遠い奥の壁際です。
この場所は、人の出入りが少なく、落ち着いて乗っていられる場所と言われています。
複数人が乗る場合は、あまり上座にこだわらず、奥の方に順番に立ってもらうと良いです。
・下座
・・・操作盤の前で、目下の人や案内役の人が立つ場所で、必要に応じてエレベーターの操作や素早く出入りができます。
既に下座に人が立っている場合は、お客様や目上の人を先に乗ってもらい、自分は最後に乗ります。
操作盤を操作している人が目上の人の場合は、「代わります」と言って、交代を申し出るのが良いですね。
(スペースの配慮)
・奥から順に立つ
・・・乗る人のマナーとしては、後から乗る人のために、奥から順番に立つようにして、乗るスペースを空けましょう。
途中の階で乗り降りする人の邪魔にならないように、扉の正面に立たないようにします。
・大きな荷物は壁際に
・・・大きな荷物を持っているときは、他の人の動線や出入りの邪魔にならないように、壁際や自分の体にぴったり寄せたりして、スペースを広げる工夫をしてください。
エレベーターのビジネスマナーで印象度アップするには?

エレベーターに乗る時間は、数十秒または数分かもしれませんが、その密閉空間でのビジネスマナーによって、相手の印象は大きく左右されることがあります。
その短い時間でこそ、周りにたいする気配りで印象度をアップさせましょう。
(印象度アップの気配り)
・乗るとき
・・・エレベーターに乗るスペースが空いている場合、「どうぞ」と譲る姿勢を見せます。
先に乗せて自分は後から乗ることで、自然な気配りが感じられます。
・案内役を代わる
・・・率先して案内役になり、「何階ですか?」など自然に声をかけます。
乗り降りの際に「開」のボタンを押して、ドアの開閉をコントロールします。
・上座へのエスコート
・・・スペースが空いている場合は、お客様や目上の人に対して、上座へ「どうぞ奥へ」と声掛けしエスコートすると、鄭重な印象を受けます。
そして、自分は下座に立ち案内役に回ります。
・降りるときも気配りを
・・・降りるときも自然な配慮を忘れずに、お客様や目上の人が安全に降ろします。
「お先にどうぞ」「こちらでございます」と一言添えると良いでしょう。
最後まで気配りを見せることで、印象がぐっと良くなります。
まとめ
ちょっとした気遣いが、あなたの印象を大きく変えるエレベーターマナー。
相手を優先する姿勢や配慮、立ち振る舞いを身につけて、周りも自分もスマートで気持ちの良い利用を心がけましょう。