
雨の日や濡れた路面で、足元が滑って危ない!とヒヤッとした経験ってありますよね。
特に駅やお店の入り口などは、ツルツルした床が多く、油断して歩いていると滑って転ぶリスクも高まります。
そのようなときにおすすめしたいのが、靴底に貼る滑り止めのシールやパッドです。
今回の記事では、雨の日の危険防止のために、靴底すべり止めシールやパッドの選び方、効果的な使い方、かかとパッドの活用術について解説します。
雨の日など滑りやすい日に、安全で快適な足元を手に入れるための参考にしてください。
***目次***
雨の日も滑らない!靴底滑り止めシール、パッドの選び方

(滑り止めシール・パッドの選び方)
夏用の靴、特にビジネスシューズは、底に模様がなく平坦な物が多いですよね。
そのため雨の日など、とても滑りやすいので注意が必要です。
靴底の滑り止めシールやパッドには、用途や素材、貼る位置などにより選び方のポイントがあります。
(貼る位置で選ぶ)
・かかとに貼るタイプ
・・・かかとは歩行するときに、最も崩れや摩耗しやすい部分です。
かかと部分に特化したものだと、かかとの滑りを防ぎ、歩行するときの安定性を高めます。
・つま先に貼るタイプ
・・・パンプスや革靴など、つま先が滑りやすい靴に向いています。
つま先がよく地面に接する靴におすすめで、つま先からの滑りを防ぎます。
・全面に貼るタイプ
・・・靴底全体をカバーするタイプで、グリップ力を大幅にアップできます。
自分で好きな形にカットすることができるので、広い範囲で滑り止め効果があります。
(素材で選ぶ)
・ゴム製
・・・グリップ力や耐久性に優れています。
雨の日や滑りやすい床でも、滑り止め効果があります。
・シリコン製
・・・透明で目立たないので、ファッション性を損ないたくない人に人気があります。
・ウレタン製
・・・軽量で柔らかく、クッション性もあるため足への負担が少なめ。
日常使いにおすすめです。
・クレープラバー製
・・・天然ゴムの一種で、非常にグリップ力が高く、柔らかいのが特徴です。
靴底の保護や、履き心地を向上させる効果も期待できます。
(形状で選ぶ)
・部分貼り付けタイプ
・・・丸形や四角型などがあり、小さな範囲に貼るタイプです。
滑りやすい部分にピンポイントで貼ることができ、目立ちにくいのが特徴です。
・スパイクタイプ
・・・雪道や凍結した路面で使用する金属製のスパイクが付いたタイプです。
ゴムバンドなどで靴に装着するものが多く、強力な滑り止め効果を発揮します。
ただし、室内やアスファルトなどでは使用できないことがあるので注意が必要です。

・透明タイプ
・・・目立たないので、パンプスや革靴にも合わせやすいと言われています。
・柄付きタイプ
・・・おしゃれと機能性を両立したい人向けです。
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滑り止めシール、パッドの効果的な使い方は?

(貼り付け前の下準備)
・貼る前にきれいにする
・・・シールやパッドを貼る前には、靴底の汚れ・ホコリ・水分・油分をしっかり取り除きます。
アルコール入りのウェットティッシュや、乾いた布で拭くと粘着力が長持ちします。
・靴底を乾燥させる
・・・湿気が残っていると粘着力が弱まるため、風通しの良い場所でしっかり乾燥させます。
ドライヤーで乾燥させる方法も良いですね。
・貼る場所をやすりで削る
・・・ツルツルした靴底の場合、紙やすりなどで貼る場所を少し削り、粘着力をアップさせます。
(正しい貼り方)
・貼る場所を正しく決める
・・・効果を最大限に引き出すには、滑りやすい箇所にピンポイントで貼ることが重要です。
つま先やかかとなど、特に滑りやすいと感じる部分や、よく地面に接する部分に貼るのが基本です。
・全面シートタイプ
・・・靴底の形に合わせてハサミで正確にカットします。
・貼った後はしっかり圧着
・・・粘着式のシールやパッドは、貼ったあとに指や重りなどで数秒間しっかりと押しつけます。
空気が入らないようにしっかりと密着させ、ハンマーなどで軽く叩くと良いです。
貼った後は、しばらく歩かないで、しっかり密着するまで時間(半日~1日)を置きます。
(貼った後のケア)
・濡れた場所で確認
・・・人通りの少ない場所や、もし滑っても安全な場所で、滑り止め効果を確認します。
ゆっくり歩いてみて、大丈夫なことを確認してから、実際に歩くようにしましょう。
・メンテナンス
・・・汚れが付着すると滑り止め効果が薄れることもあるため、こまめに汚れを拭き取るようにしてください。
また剥がれかけたら、早めに新しいものに交換することで、安全性を保てます。
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かかとが滑るのを防ぐ!かかとパッドの活用術とは?

(なぜ、かかとが滑るのか?)
かかとが滑ると、靴のフィット感や安定性に大きな不安を感じます。
かかとが滑る原因はさまざまですが、主に以下のような理由が挙げられます。
・靴底がツルツルでグリップ力が弱い。
・かかと部分のソールがすり減っている。
・靴のサイズが少し大きく、足が浮きやすい。
・靴の中敷きや素材が滑りやすい。
特に雨の日やフローリングの床では、滑りやすさが増すため、転倒のリスクも高くなります。
そのため、かかと部分の滑り止め対策が重要です。
(かかとパッドの効果的な活用術)
かかと部分の滑り止めにかかとパッドを使うと、次のような効果が考えられます。
・靴底のグリップ力アップ。
・・・滑り止め加工されたパッドが、路面をしっかりグリップします。
・靴擦れの予防
・・・クッション性のあるパッドなら、かかとへの当たりがやわらぎます。
・すり減り防止
・・・かかとのソールが削れた靴にも貼ることで、簡単に補修することができます。
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まとめ
靴の種類やどこで利用するかによって、どんな素材が良いのかなどが決まってきます。
効果を考えて、自分にぴったりの滑り止めアイテムを効果的に使ってください。