
突然の大雨や大きな水たまりの道路を見ると、「このまま走行していいのだろうか」と思うことはありませんか?
また、「どの程度の深さまでなら、車を運転できるのだろう?」と気になってしまいます。
そこで本記事では、車が浸水した時エンジンをかける前の確認ポイントや、危険水位、浸水してしまった後のクリーニングは必要なのか?について詳しく解説します。
いざという時に慌てないための知識として、ぜひ最後までご覧ください。
***目次***
車が浸水した!エンジンをかける前に確認すべきポイントとは?

エンジンがかからないとき、つい慌てて焦ってしまいますよね。
しかし、こういう時こそ落ち着いて、以下のポイントを確認してください。
(確認するポイントは?)
・周囲の安全
・・・最初にするのは、自分自身の安全確認です。
雨が降り続いているとか、今後も浸水が進むようであれば、車から離れて安全な場所へ避難する必要があります。
・浸水の深さ
・・・どの程度の深さまで浸水しているかを確認します。
車の床下か、フロアマットの上か、マフラー(排気口)まで浸水しているかなど、浸水の深さによって今後の判断が変わります。
・エンジンをかける前に電装系をチェック
・・・浸水によって、ヒューズボックスやバッテリー周辺の電装系がショートしていることが考えられます。
エンジンスイッチを押す前に、ルームランプやラジオなどが点くかどうかを確認します。
ショートしている場合に、無理にエンジンをかけると、さらに被害が拡大することがあります。
・エアクリーナーの状態
・・・エンジンが水を吸い込んだ場合は、エアクリーナーが濡れていることがあります。
濡れているときは、エンジン内部に水が吸い込まれている可能性が高いので、専門家に相談しましょう。
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マフラーの高さで決まる危険水位!エンジンはどこまでかかる?

道路が冠水しているとき、どのくらいまでの深さなら大丈夫なのかと、気になると思います。
その危険水位の判断の一つに、自分の車のマフラーの高さがあります。
(マフラーの位置)
マフラー(排気口)は、エンジンの排気を外に出す部分で、一般的に地上から30㎝~50㎝程度の高さにあります。
マフラーに水が入ると、エンジンが止まり、走行が困難になる可能性が高いです。
特に停車中に浸水してマフラーまで水没しているときは、逆流した水がエンジン内部まで入り、かからなくなってしまいます。
(危険水位の目安)
・車の床面より下
・・・床面より下の場合は、浸水に耐えられる設計になっているので、エンジンが直接水を吸い込む可能性は低いと考えられます。
一般的に問題なくエンジンはかかります。
・マフラーが水没しない深さ
・・・水没しないとはっきりわかっている深さなら良いですが、ギリギリの場合は危険です。
なるべく走らないようにすることをおすすめします。
・マフラーまで浸水
・・・マフラーが浸水する深さは、エンジンが停止して、始動ができなくなる恐れが大きいです。
また、ブレーキの利きが悪くなることが起きるので、危険です。
・マフラーが水没
・・・エンジン内部まで水が浸入する、または侵入している可能性が高く、エンジンがかかることはないです。
この状態でエンジンをかけると、車に対して致命的なことになってしまうので、絶対に避けてください。
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浸水後の車にクリーニングは必要か?

車が浸水しても、とりあえず乾けば大丈夫と思っていませんか?
実は、浸水すると見た目以上に、車の内部はダメージを受けているので、専門家による適切な整備やクリーニングは必要不可欠です。
(クリーニングが必要な理由)
・車内のカビや悪臭対策
・・・浸水した水には、泥、油、下水、汚水、細菌、カビなど様々な汚染物質が含まれている可能性が大きいです。
そのため、浸水によってシートやフロアマットが濡れると、数日でカビや腐敗臭が発生することがあります。
見えない部分にまで水がしみ込んでいるため、不衛生なだけでなくアレルギーの原因にもなることがあるので、分解しての清掃や乾燥処理が必要です。
・電飾系統の腐食防止
・・・水は電気を通しやすく、金属部分を腐食させる原因になります。
車の内部にはセンサーやコンピューター類(ECU)が多く搭載されており、水に触れると徐々に腐食やショートのリスクが高まります。
そのため、クリーニングと同時に、接点洗浄や部品点検も行う必要があります。
・エンジン、吸気系の安全確認
・・・エアクリーナーやスロットルボディなど、吸気経路に水分が残っているとエンジン不調や故障の原因になります。
内部に水が入り込んでいる場合は、分解・乾燥・オイル交換といった処置が必要です。
・車内のインテリアの劣化防止
・・・水に浸かったシートや内装材は、放置するとシミや変色、素材の劣化に繋がります。
(プロによるリーニングがおすすめ)
軽度の浸水でも、専門業者による洗浄・乾燥・防錆処理を受けることで、長期的なトラブルのリスクを大幅に減らせ、車を長持ちさせることができます。
特に車内やエンジン、電装系統などのクリーニングは、素人のDIYでは難しいので、プロに依頼するほうが安心です。
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まとめ
車が浸水しているとき、影響のない深さであれば良いですが、判断に迷うときは無理に走行してはいけません。
車に異常が発生したときや水没したときは、専門業者に連絡して修理やクリーニングを依頼することをおすすめします。