
毎年起こる地震や台風などの災害は、いつ自分の身の上に降りかかるかわかりません。
だからこそ、日頃から家族を守るために防災に対する備えは重要です。
その中でも「防災ヘルメット」は、災害時に頭部を守るために必要なグッズの一つです。
しかし、「どこに置けばすぐ使えるのか」「他の防災グッズと一緒に置くべきなのか」と疑問を持つ人も多いかもしれません。
そこで本記事では、防災ヘルメットや防災グッズの置き場所、さらに加えたい役立つ防災アイテムについて解説します。
家族で万が一に備えて、安全に慌てず行動できるようにしましょう。
***目次***
家族を守る防災ヘルメット!すぐに使える置き場所は?

(置き場所を選ぶポイント)
・すぐに取り出せる
・・・災害が発生した時は、周囲の状況がどのようになっているか分かりません。
そのため、すぐに取り出しやすい場所が良いですね。
・家族全員で共有できる
・・・家族全員が、どこに置いてあるか共有できるわかりやすい場所。
・普段通る場所
・・・普段からよく通る場所や居る場所で、置いてあることが確認できる場所がおすすめ。
(置き場所)
・玄関
・・・日常的に通る場所であり、災害時にも避難するときに通る可能性が大きいので、持ち出しやすい場所だと考えられます。
・リビング
・・・家族皆が集まる場所であり、皆がすぐに手が届きます。
目立つのが気になる場合は、収納ボックスや家具の隙間などに置くと目立たないです。
・寝室
・・・災害は寝ている時にも起こることがあるので、枕元やベッドの下などに置いていると、すぐに手が届きます。
・子供部屋
・・・子供が部屋にいるときに、自分ですぐに被れる位置に置いておきましょう。
・分散して置く
・・・家族が多い場合に防災グッズも多くなるので、手に取りやすい場所に分散して置くと、荷物が多くならないです。
・車のトランクの中は避ける?
・・・トランクを物置代わりに置くこともできますが、災害時に何らかの理由でトランクが開かなくなる可能性も無いとはいえません。
また、車まで取りに行く時が危険な場合もあるので、部屋は部屋で置いて、トランクには予備のヘルメットを置く方が良いでしょう。
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家族全員分揃ってる?防災グッズと家族も安心の置き場所は?

家族分人数分、さらに家族状況に合わせた内容の物を揃えているかは、重要なポイントです。
ここでは、基本的な防災グッズをご紹介します。
(家族分揃える防災グッズ)
・人数分揃える
・・・水、携帯食、ヘルメット、軍手、ヘッドライト、簡易トイレ、筆記用具、マスク、スリッパ、救急セットなど。
・個別に揃える
・・・赤ちゃんにはミルク(粉や液体)、おむつ、着替え、高齢者や持病のある人なら必要な薬や常備薬、補助具など。
・季節に合わせたグッズ
・・・冬には防寒着や保温グッズ、夏なら熱中症対策グッズなど、季節に合わせた防災グッズを追加や交換をします。
また、季節に合わせて、見直しや確認をしましょう。
(家族も安心の置き場所)
基本的には、防災ヘルメットと一緒に保管するのがおすすめです。
・分散配置も検討する
・・・基本的には、まとめて1ヵ所に置くと管理しやすいですが、もしもの場合に備えて、家の中の複数個所に分散して置いておくのも検討しましょう。
例えば1階と2階に分けるとか、寝室と玄関に置くとかです。
・家族全員が共有できる場所
・・・居間や玄関など、家族全員が置いてある場所を把握し、すぐ取り出せる場所です。
・取り出しやすい場所
・・・取り出しやすい高さに置き、家具の下や倒れやすい物がある、扉のある場所は避けます。
納戸、床下、押入れ、物入、箪笥の中などに置くと、荷物の下敷きになることや、扉が開かなくなり、取り出せないことがあります。
・持ち出しやすさ
・・・リュックサックなどに入れておくと、避難するときに持ち運びしやすいです。
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防災グッズに加えたい意外と役立つ防災のアイテムとは?

基本的な防災セット以外にも、手元にあると便利なもの、環境をいくらかでも快適にするために役立つものをいくつかご紹介します。
・新聞紙
・・・保温、防寒などの保温材や靴の中敷き、着火材、簡易トイレの吸水材、緩衝材に使えます。
・サランラップ
・・・食器に巻いて使うと、使用後食器を洗わなくて済み、止血や保温、荷物の防水にも便利。
・モバイルバッテリー
・・・停電時にスマホや小型の電気機器の充電に使用します。
ソーラー式や手回しタイプがあると安心です。
・ホイッスル
・・・声が出せない状況や、居場所を知らせるときに便利なアイテムです。
・ウェットティッシュ
・・・身体や物を拭いたり、介護用なら顔や口元も拭くことができ、スッキリします。
・現金
・・・停電時は電子マネーやカードが使えない可能性があるため、小銭や千円札を用意しておきましょう。
・ビニール袋
・・・ゴミ袋として使用しますが、他にも着替えを入れるとか、物入や防水対策にも使えます。
・口腔ケア用品
・・・歯ブラシ、歯磨きシート、マウスウォッシュなど、口の中のネチャネチャなどを感じるとき、口の中をすっきりさせます。
・ドライシャンプー
・・・入浴やシャワーが無いときも、髪の毛の汚れを落とし、さっぱりとします。
・カッターナイフ
・・・梱包を開けるときや、ロープを切るときに使います。
・ガムテープ、ビニールテープ
・・・物を貼ったり固定するときや、補修するときなど様々な用途に使えます。
・レジャーシート
・・・避難所などで居場所を確保するときや、荷物を置いたりするとに使います。
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まとめ
防災ヘルメットや防災グッズの準備と置き場所を決めることは、家族の安全を守るための重要な第一歩です。
家族みんなで話し合い、それぞれの意見を取り入れながら、最適な備えを見つけてくださいね。