
引越しするときに、気を付けなければならないのは、家電製品の運搬や設置です。
万が一ぶつけたり落としたりすると、故障の原因や大きなトラブルになることもあります。
その家電製品の中でも、引越し前に特に慎重な準備が必要なのが「洗濯機」です。
洗濯機は運搬前に「水抜き作業」をしないと、運搬中に水漏れを起こし、他の荷物や引越し後の床面を水浸しにすることがあるのです。
そこで本記事では、洗濯機が水抜きをしないと水浸しになる理由と、水抜きをする方法、そして引越しした後設置するときのチェックポイントについてわかりやすく解説します。
新しい部屋へ安心・安全に引っ越すために、本記事を参考に事前準備をしておきましょう。
***目次***
引越し前に洗濯機の水抜きを必ずすること!水浸しになる理由は?

(水浸しになる理由)
洗濯機は洗濯が終わって脱水しても、洗濯槽や排水ホースに一部の水が残ってしまう構造になっています。
そのため、水抜きを行わないで運搬すると、次のようなことで水漏れや水浸しになることがあります。
・振動による漏れ
・・・運搬中の振動や揺れることにより、洗濯機の内部に残っている水が、排水ホースや接続部から漏れてしまうことがあります。
・排水ホースの破損
・・・水が入ったままの排水ホースは重たくなっているので、無理な力や何らかの理由で破損する可能性があります。
そうすると、破損した個所から水が漏れることがあります。
・本体の傾き
・・・洗濯機を運搬中に傾けたりすると、本体に残っている水が排水ホースなどから流れでることがあります。
(水浸しになると?)
・他の家財が濡れる
・・・水漏れすると他の家具や家電商品などを濡らすことや、段ボールなどに入れた荷物などが、水浸しになることもあります。
・床が水浸し
・・・引っ越す前の部屋や、新居の床が水漏れで濡れていると、転んで怪我をしたり、運んでいる荷物を落としたりぶつけたりして、破損させることもあります。
・新居のトラブル
・・・水漏れによって、部屋の壁や床を汚したり、下の階に水が流れ出すこともあり深刻です。
これらのように、洗濯機の水抜きを怠ると、未然に防ぐことのできた家財の破損、新居への損害、近隣への迷惑といった様々な問題を引き起こす可能性があるのです。
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事前にする洗濯機の水抜き!水漏れを防ぐ方法は?

(引越し前の水抜きの方法)
・余裕を持って洗濯と水抜き
・・・水抜きは当日ではなく、引越し前日には洗濯と水抜きをしておくと、時間的余裕が生まれ当日慌てないでもすみます。
・洗濯機の中を確認する
・・・水抜きをする前に、洗濯槽に水が残っていないことを確認します。
・給水ホースを外す
・・・給水蛇口を閉め、給水ホースを外し、ホース内の水を抜きます。
・短時間の脱水
・・・電源を入れて脱水の電源スイッチを入れ、15~30秒脱水したら、電源スイッチを切ります。
・本体内部の水を抜く
・・・排水ホースを排水口につなぎ、本体をゆっくり傾けて、内部の水を抜きます。
排水ホースを排水口につなぎにくい場合は、水受けの容器を用意して排水してください。
・排水ができたか確認
・・・排水が終わったら、洗濯槽やパッキン部分、排水ホース内などに水が残っていないか革新します。
少量であれば、布巾や雑巾で水を吸い取ります。
・排水ホースに蓋をする
・・・水が漏れないのを確信した後は、排水ホースを外して先端をビニール袋で包むように蓋をします。
排水ホースは、本体にガムテープなどで固定しておくと、より安心です。
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失敗しない引越し後の洗濯機の設置!チェックポイントは?

引越し業者が設置までしてくれる場合はよいですが、一般的に洗濯機は自分で設置することが多いようです。
(設置の仕方)
・近くまで運ぶ
・・・設置場所や床が水平なのか確認をして、近くまで運んでおきます。
・排水ホースの固定
・・・排水ホースを排水口に差し込み、抜けないようにしっかりと固定します。
排水ホースが途中で折れ曲がることがないかを確認して、必要に応じてホースの長さを調節します。
・給水ホースの接続
・・・給水ホースを給水栓の蛇口に接続し、外れないことを確認します。
・アースの接続
・・・洗濯機のアース線を設置場所のアース端子に結びます。
アースは、感電事故を防ぐために重要な役割を持っています。
・スイッチを入れ試運転
・・・電源をコンセントに差し込み、少量の水を洗濯槽に入れ試運転をして、水漏れや異常な音や振動がないかなど、正常に動いているかを確認してください。
異常がなければ、設置完了です。
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まとめ
洗濯機の水抜きの手順と注意点を守ることで、水漏れリスクを大幅に減らすことができます。
手間はかかりますが、新生活を気持ちよくスタートするためにも、しっかりと水抜き作業を行ってくださいね。