
季節の変り目や、寒くなる季節に流行すると言われたインフルエンザですが、近頃では時期に関わらず感染する人が増えているようです。
そのため、小さなお子さんとか、高齢者がいる家庭では、日頃からの予防や注意が必要です。
万が一インフルエンザに感染しても、風邪の症状を似ていることもあり、初期対応や看病に遅れがでることもあると思います。
そこで本記事では、インフルエンザと風邪の違いと見分け方、感染した場合の看病のポイント、家庭内感染を防ぐための予防法について解説します。
大切な家族を守るため、正しい対応を心掛けましょう。
***目次***
インフルエンザと風邪の違いは?症状から見分けるには?

インフルエンザと風邪は、どちらもウイルスが原因の感染症ですが、ウイルスの種類が異なるので、症状の内容や重症度に違いがあります。
(インフルエンザと風邪の違い)
「発症の仕方」
・インフル
・・・急に発症し高熱になるのが特徴です。
・風邪
・・・比較的ゆっくり症状が進行します。
「発熱」
・インフル
・・・38℃以上の高熱が出て、高いときには40℃程度になり、悪寒を伴うこともあります。
・風邪
・・・熱が出ても、37℃台程度の熱で、インフルエンザまでの高熱は出ません。
「症状」
・インフル
・・・全身に倦怠感や筋肉痛、関節痛、頭痛の症状が強く現れます。
咳や鼻水、喉の痛みなどは、発熱などの後から現れることがあります。
・風邪
・・・全身に倦怠感があってもだるさ程度であり、筋肉痛や関節痛、頭痛も軽いか無いときもあります。
鼻水、喉の痛み、咳などが主な症状です。
「回復までの期間」
・インフル
・・・短期で治ることはほとんど無く、1週間以上かかることもあります。
・風邪
・・・2日~4日程度で治ることが多いです。
(見分けるポイント)
・高熱と全身の倦怠感や痛みが強い場合は、インフルエンザの可能性が大きいです。
・周囲でインフルエンザが流行しているときは、感染した可能性があることを考慮しておきましょう。
・症状には個人差があるので、どちらなのか判断が難しいこともあります。
判断に迷うときは、早めに医療機関を受診することが大切です。
特に家族内に高齢者や小さなお子さんがいる場合、インフルエンザは早期対応が重要です。
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インフルエンザに感染!家族を守る看病のポイントは?

(看病のポイント)
家族にインフルエンザが感染した場合は、他の家族に感染拡大しないようにするのが重要です。
・感染者と部屋を分ける
・・・可能であれば、感染者のみの部屋を用意して、生活空間を分けて療養してもらいます。
個室が無い場合は、看病する人以外は近づかないようにします。
・共有スペースの消毒
・・・トイレや洗面所などの共有スペースは、最小限の利用にして感染者の使用後は、しっかり換気と消毒をしましょう。
食器やタオルなどの共有はしないでください。
・看病する人は基本的に1人
・・・看病する人はできるだけ1人にして、子供や高齢者などの家族との接触を避けます。
・家族全員マスクをする
・・・感染者に限らず、家族全員使い捨てのマスクを着用してください。
・手洗い、手指消毒
・・・日常的に手洗い、手指消毒を行い、感染者の咳やくしゃみがかからないように注意します。
・換気を行う
・・・部屋は適切な湿度(50~60%程度)に保つようにして、1日に数回短時間でも良いので部屋の換気を行いましょう。
(感染者のケア)
・安静
・・・安静に過ごせるようにし、体を冷やさないように暖かくします。
・水分補給
・・・脱水症状にならないように、水、お茶、スポーツドリンクなどを、こまめに飲むようにします。
・栄養バランス
・・・栄養バランスを考え、消化の良い栄養が摂れるものを食べさせます。
食欲が無い場合は無理に食べさせないで、ゼリー、経口補水液などでサポートします。
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家庭内感染を防ぐ!インフルエンザの予防法は?

簡単にできる予防法なので、家族全員で行う日常生活としてくださいね。
予防法と看病の内容は重複するものが多いですが、インフルエンザの予防のためには重要な対策です。
(予防法)
・手洗いの徹底
・・・外出から帰宅したとき、咳やくしゃみをしたとき、トイレに行ったとき、調理や食事の前など、こまめに石鹸を使って手洗いをしましょう。
・ドアやスイッチの消毒
・・・日常生活で家族が触れることの多い、ドアノブ、スイッチ、手すり、テーブル、リモコンなどは、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムでこまめに拭きましょう。
・マスクの着用
・・・不特定多数の人混みに入るとか、咳やくしゃみをしている人がいる場合、マスクを着用するようにします。
・家族全員で予防接種
・・・予防ワクチンは重症化を防ぐだけでなく、家族内の感染防止にも有効です。
・部屋の適切な換気
・・・閉め切った部屋には、ウイルスがこもっていることもありので、1日に数回換気(5分程度)をします。人が集まったり訪問客が来た後は、特に換気をしましょう。
・適正な湿度
・・・空気が乾燥すると、喉や粘膜のウイルスに対する防御システムが低下しやすくなります。
湿度は50~60%程度に保つように、加湿器や濡れタオルの部屋干しなどの工夫をします。
・生活習慣を整える
・・・バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスを溜めないなど、生活習慣が乱れないように日常生活に気を付け、家族全体の免疫力を高めます。
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まとめ
家族が感染した場合、不安な気持ちにならないように、優しく声をかけてサポートします。
ただし、看病する人も体調に注意し、体に異常があった場合は、早急に医療機関の診察を受けるようにしてください。