
近頃では、アウトドアブームや災害対策などにより、車中泊をする人がいます。
また、旅行などで宿泊代を節約するために、車中泊を選ぶ人も増えていますよね。
でも夏の暑い季節なら良いですが、冬や寒い季節のときは、防寒について大丈夫なのかと、ちょっと心配になることもあると思います。
そのような車中泊のときの寒さが気になる人に、サブバッテリーと電気毛布の組み合わせをおすすめします。
本記事では、車中泊で使うサブバッテリーの選び方、正弦波と矩形波との違い、サブバッテリーと電気毛布の使い方について解説します。
アウトドアや車中泊を、より快適に楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
冬の車中泊を快適にするサブバッテリーとは?選ぶポイントは?

冬の車中泊を快適にするためには、使い方にマッチしたサブバッテリーを選ぶことが重要です。
電気毛布や他の暖房器具を使用するときに、適切な容量や出力を持つバッテリーだと安心して過ごせます。
(サブバッテリーとは?)
車には電気機器やエンジンを動かすための、メインバッテリーがエンジンのそばにセットされています。
サブバッテリーとは、メインバッテリーとは別に、車内で電化製品を使うためのバッテリーのことをいいます。
もう一個のバッテリーということで、エンジン停止中でも電化製品を使用できるので、車中泊の快適性が増します。
(サブバッテリーを選ぶポイントは?)
「バッテリーの種類」
・鉛バッテリー
・・・比較的安価で、寿命は使用状況によって異なりますが、充電回数は約350回のようです。充電時間は、1200whで約10時間といわれています。
・リチウムイオンバッテリー
・・・比較的高価で、寿命は使用状況によって異なりますが、充電回数は約2000回のようです。
充電時間は、1200whで約3~4時間といわれています。
※ 鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーを比較すると、使用する目的によって異なりますが、車内サブバッテリーとして使用するなら、値段は多少高くてもリチウムイオンバッテリーがおすすめという意見が多いです。
「バッテリーの容量」
・小容量(~500Wh)・・・ スマホ充電やLEDライト向きです。
・中容量(500Wh~1000Wh)・・・電気毛布の使用や、色々な電化製品が使えます。
・大容量(1000Wh~)・・・ 長時間の暖房や調理家電にも対応できます。
「充電方法」
・外部充電
・・・一般的な充電方法で、家庭用コンセントなどから充電する方法です。
・ソーラーパネル
・・・天気の良い日に、ソーラーパネルで充電できますが、ちょっとしたシステム構築の知識が必要です。
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サブバッテリーの正弦波と矩形波との違いは?

サブバッテリーには、AC100V(家庭用コンセントと同じ電源)を供給するためのインバーターが搭載されていることが多いです。
このインバーターの出力波形には「正弦波」と「矩形波」の2種類があります。
これらの違いを理解し、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
(出力波形)
・正弦波
・・・家庭用電源と同じ波形で、電気毛布、電気ポット、テレビ、パソコンなどほとんどの電気製品に対応します。
・矩形波
・・・スマホ、デジカメ、ゲーム機器などは使用できますが、容量の多い電化製品などに適してはいません。
(使用できる波形を確認)
電気製品の取扱説明書を確認し、使用可能な電源の種類を確認します。
電気毛布や電化製品を安定して使いたい場合は、正弦波のバッテリーを使用しましょう。
バッテリーで電気毛布の使い方は?必要な容量はどのくらい?

車中泊で、寒さ対策に有効なのが「電気毛布」です。
ただし、適切な容量のバッテリーを選ばないと、一晩持たずに電源が切れてしまうこともあるかもしれません。
ここでは、サブバッテリーで電気毛布を使う方法と、必要な容量の目安を解説します。
(サブバッテリーで電気毛布を使う方法)
「サブバッテリーとインバーターの準備 」
・サブバッテリーと、使用する電気毛布の消費電力に対応したインバーターを用意します。
・インバーターは、正弦波タイプを選ぶと、ほとんどの電気製品に対応できます。
・サブバッテリーとインバーターを配線します。
「電気毛布と接続」
・インバーターに電気毛布を接続して使用します。
(必要なバッテリー容量の計算方法)
必要なサブバッテリーの容量は、以下によって異なります。
・電気毛布の消費電力
・・・電気毛布の消費電力(W)を確認します。
・使用時間
・・・電気毛布を使用する時間(時間)を想定します。
「容量の計算例」
消費電力 50W の電気毛布を 8時間使用する場合です。
消費電力量(Wh) = 50W × 8時間 = 400Wh
この場合、最低でも 400Wh 以上のサブバッテリー が必要となります。
ただし、これはあくまで目安であり、実際の使用状況によって必要な容量は異なるので、余裕をもって選ぶことをおすすめします。
この場合は、500Wh以上のサブバッテリーがあると安心だと思います。
「容量を選ぶ際の注意点」
・バッテリーの容量は、余裕をもって選ぶと良いです。
・冬の車中泊では、気温が低いため、バッテリーの性能が低下する可能性があります。
・電気毛布以外にも、照明やスマートフォン充電などで電力を使用することがあることを考慮しましょう。
・2泊以上の車中泊や、他の家電も使うなら1000Whクラスを選ぶと安心です。
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まとめ
サブバッテリーを使えば、車のエンジンを切った状態でも、電気毛布を使うことができ、温かい夜を体験できます。
あなたのスタイルに合ったサブバッテリーを選んで、冬の車中泊を快適に楽しんでください。