
「お気に入りの色物カーテンにカビが生えた!」
お気に入りのお洒落なカーテン、カビを落として何とか長く使いたいですよね。
でも、色物カーテンの場合、カビを落とすのと一緒に、色まで落としてしまうかもしれないという心配があると思います。
そんなとき、自宅でカビ落としと漂白剤を使っても、色落ちしない方法があるとしたら、試してみたくないですか?
そこで本記事では、色物カーテンの色落ちしない洗濯方法、自宅でのカビ落としテクニック、ハイター・カビキラーは使えるのか、漂白剤を使うときの注意点などについて詳しく解説します。
お気に入りのカーテンを長持ちさせるために、ぜひ参考にしてくださいね。
***目次***
色物カーテンのカビ落とし!色落ちしない洗濯方法とは?

色柄物のカーテンに生えたカビを落とす際、色落ちを防ぐためには、以下の手順で洗濯することをおすすめします。
(洗濯表示を確認)
必ず行ってほしいのは、カーテンの選択表示タグを見て、自宅で洗濯ができるのか、使用可能な洗剤と洗濯方法の確認です。
自宅で洗濯できないものについては、クリーニング屋さんに持っていくしかありません。
また一般的に「塩素系漂白剤」は、色落ちの原因となるため使用を避けましょう。
(色落ちしない洗濯方法)
・中性洗剤を使用する
・・・基本的に、中性洗剤を使用しましょう。
漂白剤を使用する場合は、酸素系漂白剤を選び、必ず薄めてから使用するのがおすすめです。
・つけ置き
・・・ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、カーテンを30分〜1時間ほどつけ置きします。
汚れの状態によって、つけ置き時間を調整してください。
ただし、長時間のつけ置きは色落ちや生地の傷みの原因となるため、1時間ほどが限界です。
・やさしく揉み洗い
・・・カビがひどい部分は、優しくもみ洗いをして汚れを落とします。
ゴシゴシ強くこすると、色落ちや生地を傷める原因になるのでやめましょうね。
・すすぎ
・・・揉み洗いしたらカーテンを取り出し、清潔な水で十分にすすぎます。
(洗濯機での洗濯)
手洗いではなく、洗濯機で洗濯する場合です。
・洗濯ネットで洗う
・・・つけ置き後、カーテンを洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗います。
中性洗剤を使用し、手洗いコースやデリケートコースなど、生地に優しい設定を選びましょう。
・脱水
・・・脱水は30秒~1分程度の短時間で行い、シワや型崩れを防ぎます。
・自然乾燥
手洗いや洗濯機での洗濯後は、乾燥機を使用しないで、カーテンレールに吊るして自然乾燥させます。
直射日光は色あせの原因となるため、風通しの良い日陰で乾かすことをおすすめします。
自宅で簡単なカビ除去テクニックは?ハイター、カビキラーは使える?

(ハイター、カビキラーは使えるのか?)
色物カーテンのカビ落としに、ハイターやカビキラーを使うのは、基本的にはおすすめできません。
ハイター、カビキラーは塩素系の漂白剤であり、漂白力がとても強力なので、カビ落としに効果がありますが、色物カーテンの色まで落としてしまう可能性が大きいと言われています。
そのため、白いカーテンならよいですが、色物の場合は色が落ちて白くなってしまうことがあります。
(酸素系漂白剤は使用できる)
塩素系と違い酸素系漂白剤は、色落ちのリスクが低く、カビ除去に効果的です。
商品としては、激落ちくんオキシキング、オキシクリーン、オキシウォッシュなどがあります。
(パッチテスト)
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べてると色落ちしにくいですが、まったく色落ちしないとは言えません。
一応目立たない部分で試し洗いを行い、色落ちや生地の変化がないか確認してから、全体の作業を行うと安心です。
(酸素系漂白剤を使用したカビ除去手順)
作業前にカーテンの洗濯表示タグを確認し、漂白剤が使用できることを確認してください。
「準備」
・換気
・・・作業中は、部屋の換気を十分に行いましょう。
・保護具の着用
・・・洗剤が手に付かないように、ゴム手袋やマスクを着用し、皮膚や呼吸器を保護してください。
「つけ置き洗い」
・洗浄液の作成
・・・バケツや浴槽に、洗濯表示に記載された温度以下のぬるま湯を張り、酸素系漂白剤を適量溶かします。
・カーテンのつけ置き
・・・カーテンを洗浄液に浸し、約30分間そのままにして置きます。
長時間のつけ置きは、生地を痛める可能性があるため、避けてください。
・やさしく洗う
・・・カビがひどい部分は、優しくつまみ洗いや歯ブラシで軽く擦って汚れを落とします。
・すすぎ
・・・汚れを落とした後、カーテンを取り出し、清潔な水で十分にすすぎます。
綺麗にカビが取れたのを確認してください。
・洗濯機で洗う場合
・・・洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れ、中性洗剤を使用し、手洗いコースやデリケートコースなど、生地に優しい設定で洗濯します。
・自然乾燥
・・・洗濯後は、カーテンレールに吊るして自然乾燥させます。
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カーテンのカビ対策完全ガイド!漂白剤を使う時の注意点とは?

カーテンは室内の装飾だけでなく、外部からの光や視線を遮る重要な役割を果たしています。
しかし、湿気や結露によってカビが発生してしまうことがあります。
この記事では、カーテンのカビ対策と、漂白剤を使用する際の注意点について詳しく解説します。
(素材別の洗濯方法)
カーテンの素材によって、洗濯方法が異なります。
必ず洗濯表示を確認し、適切な方法で洗濯しましょう。
・綿・麻:
・・・洗濯機で洗えるものが多いですが、色落ちする可能性があるので注意が必要です。
漂白剤を使用する場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。
・ポリエステル:
・・・洗濯機で洗えるものがほとんどです。
漂白剤を使用する場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。
・絹・レーヨン:
・・・デリケートな素材なので、クリーニングに出すのがおすすめです。
自宅で洗濯する場合は、中性洗剤を使用し、優しく手洗いしましょう。
(カビの予防方法)
カビの発生を防ぐためには、日頃からの対策が重要です。
・定期的な洗濯
・・・カーテンは少なくとも年に1回、できれば季節ごとに洗濯することをおすすめします。
・室内の湿度管理
・・・湿度が高いとカビが発生しやすくなります。
除湿器や換気を活用し、室内の湿度を50~60%に保つよう心がけましょう。
・結露の防止
・・・窓周辺の結露はカビの原因となります。
結露が発生した場合は、早めに拭き取り、乾燥させてください。
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まとめ
色物カーテンのカビ落としは、慎重に行う必要があります。
これらの手順を守ることで、色柄物のカーテンのカビを効果的に除去し、色落ちを防ぐことができます。
日頃から定期的な換気や湿度管理を行い、カビの発生を予防しましょう。