
義実家への帰省、正直気が重い・・・そんなふうに感じている妻は多いのではないでしょうか?
夫は自分の実家なので、くつろぎモードに入って、妻には「自分の家だと思ってゆっくりしてよ」などと放置状態。
妻としては、実家だからと言って、夫と一緒にゴロゴロできないし、両親との会話にも気を使わないといけないけど、どんな話題が良いのかもわかりません。
せっかくの帰省なのに、なぜかモヤモヤと腹が立ってしまうことってありますよね。
今回は、義実家で夫の態度に腹が立つ理由、泊まりたくない妻の本音、帰省中に妻はどうしたらよいかなどについて考えましょう。
***目次***
義実家帰省で妻は放置?夫の態度に腹が立つ理由とは?

義実家への帰省は、夫はくつろげる時間かもしれませんが、妻にとってはそうではないことが多いですよね。
特に「夫がくつろぐばかりで、妻を放置する」という状況に、不満を感じる妻は多いと思います。
(義実家で妻が放置されていると感じる理由は?)
・立場のギャップ
・・・夫は実家に帰ると「息子」という立場に戻り、親に甘えることができます。
しかし、妻は「嫁」という立場なので、義両親への気遣いや家事の手伝いなどの役割をこなさなければなりません。
この立場の違いが、妻に負担や孤独感を感じさせます。
・夫の実家で妻の実家ではない
・・・夫は自分の実家ですが、妻から見ると自分の実家ではないし、両親もあくまで義理の親子関係です。
・価値観の違い
・・・義実家と自分の実家との習慣や、価値観が違うのは当たり前です。
夫が実家のやり方を当然と思っても、妻は違和感を覚え、孤立感を深めることがあります。
・期待とのずれ
・・・妻は、夫に「一緒に義実家を盛り上げたい」「義両親と良い関係を築きたい」といった期待を持っていることがあります。
しかし、夫が協力的でなかったり、妻の気持ちを理解しない場合、妻は失望しがっかりしてしまいます。
・夫が両親や親戚と話し込む
・・・夫は、義両親や親戚と話が合いますが、妻は話題についていけません。
・妻だけ家事仕事
・・・家事の手伝いを求められても、妻だけに任せて夫は何もしない。
(なぜこんなに腹が立つのか?)
・義実家は他人の家
・・・夫は自分の実家だからリラックスしますが、妻にとっては「他人の家」です。
気を遣うことも多いのに、夫が無関心だと「私のことなんてどうでもいいの?」と感じます。
・夫の理解不足
・・・夫が妻の気持ちや状況を理解しないことに対して、妻は不満を感じ怒りにつながりやすくなります。
・無責任
・・・夫が妻をサポートしようとせず、押し付けることに対して、妻は怒りを感じます。
妻は、夫に「一緒に義実家での時間を過ごしてほしい」「困った時は頼りたい」と思っています。
・配慮不足
・・・夫が妻への配慮を欠いた言動をとることで、妻は傷つき、怒りを感じます。
例えば、妻の出身地の習慣を否定したり、妻の気持ちを軽視するような発言は、妻の怒りを買います。
義実家の帰省で泊まりたくない妻の本音とは?

義実家に帰省するたびに気を遣い、居心地の悪さを感じる人は少なくありません。
義実家では他人と実感してしまいます。
(なぜこんなにストレスを感じるのか?)
夫は「俺の家なのだからリラックスすればいい」と言うかもしれませんが、妻にとっては違います。
義家族に気を遣いながら過ごし、夫は放置モード・・・となると、「私は何のためにここにいるの?」と感じてしまうのも無理はありません。
(泊まりたくない妻の本音)
・疲労困憊
・・・慣れない環境での気疲れで、心身ともに疲労困憊してしまうことがあります。
特に、小さな子ども連れの場合、移動や子どもの世話でさらに負担が大きくなります。
・自分のペースで過ごせない
・・・義実家では、どうしても義家族のペースに合わせてしまいます。
自分のペースで家事や休息ができないことが、大きなストレスにつながります。
・夫の無神経さ
・・・夫が実家でリラックスしすぎて、妻の気持ちを理解しようとしない態度に、失望や怒りを感じることがあります。
・プライベート空間がない
・・・義実家では、自分達の部屋がなかったり、プライベートな空間を確保できない場合があります。
一人の時間を持てないことが、ストレスにつながることがあります。
(泊まりたくない場合どうするのか?)
・泊まりたくないと夫に伝える
・・・無理にがまんしないで、「泊まりたくない」と正直に夫に伝えます。
・ホテルに泊まる
・・・義実家ではなくホテルに宿泊すると、適度な距離感を保てます。
・日帰りにする
・・・短時間の滞在にとどめ、日帰りを提案します。
・妻の気持ちを伝える
・・・夫にも「妻のフォローをする」意識を持ってもらうよう伝えます。
義実家への帰省がストレスになるのは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、無理をせず、夫とも相談しながら「負担を減らす工夫」をすることです。
実家で夫はくつろぎ、妻はほったらかし、妻はどうしたらよいの?

実家での過ごし方は、夫婦によって様々ですが、妻が「ほったらかし」と感じてしまう状況は、決して珍しいことではありません。
(ほったらかしと感じる原因)
・夫の意識の欠如
・・・夫は実家という安心できる空間で、どうしてもリラックスモードになってしまいがちです。
妻が慣れない環境で気を張っていることに気づかず、普段通りのペースで過ごしてしまうことがあります。
・コミュニケーション不足
・・・夫婦間のコミュニケーション不足も、ほったらかしに繋がる原因の一つです。
妻が不満や不安を言葉にしないことで、夫はそれに気づかず、結果的に妻を放置してしまうことがあります。
・役割の固定観念
・・・「実家では夫は客、妻は手伝うのが当たり前」という固定観念が残っている場合もあります。
夫がそれに甘んじている場合、妻は不満を感じやすくなります。
(妻の対応)
・夫に「放置しないで」と事前に伝える
・・・夫は悪気なく、ただ実家を満喫しているだけかもしれません。
でも、妻にとっては「義実家=他人の家」。
「私はアウェイだから、少し気にかけてほしい」 と事前に伝えておくと、夫も意識しやすくなります。
・家事を頑張りすぎない
・・・「お嫁さんなんだから」と、家事を手伝うのが当たり前の空気があるかもしれません。
でも、それを全部引き受けると、ますます「都合のいい存在」にされがちです。
無理せず、できる範囲でサラッとこなす くらいの気持ちでOKです。
・役割分担を提案する
・・・家事や育児など、夫婦で分担できることを提案してみましょう。
「食器洗いは私がやるから、あなたは子どもの相手をしてほしい」など、具体的な役割分担を決めることで、夫も協力しやすくなります。
・積極的にコミュニケーションをとる
・・・夫が動かないなら、義家族と直接コミュニケーションを取る方法もあります。
夫が妻のフォローをしないなら、自分から義家族と話してみるのもアリ。
雑談でもいいので、少しでも距離を縮めておけば、次回の帰省がラクになることも。
・一人で抱え込まず、適度に「離脱」する
・・・ずっと気を張って過ごすと、疲れ切ってしまいます。
ちょっと散歩に出る、スマホをいじる時間を作るなど一人行動をします。
・義実家ではなくホテルに泊まる
・・・適度に息抜きするのも大切です。

まとめ
義実家帰省は、夫婦にとって良い機会にも、ストレスの多い時間にもなりえます。
お互いの気持ちを理解し、協力し合うことで、より良い時間を過ごせるはずです。