
冬の寒さ対策には、エアコン暖房は欠かせないですよね。
でもエアコンを使っているうちに、「なかなか温まらない」「電気代が気になる」「部屋が乾燥する」などという悩みを持つ人が多いと聞きます。
それらの悩みを解決するには、ちょっとした風向きや設定温度、湿度などの正しい調整が必要です。
本記事では、エアコン暖房の風向きは下向きが効果的というのは本当か?上下で効果が違うのか?設定温度の設定と節電と節電、失敗しないための設定術などについて、詳しく解説します。
エアコンの正しい設定術によって、快適な冬を過ごしましょう。
***目次***
エアコン暖房の風向きは下向き!風向きの上下で効果が違う?

(効果的な風向きは下向き!)
エアコンの暖房を効果的にするには、風向きを「下向き」に設定してください。
実際に試してみると分かりますが、風向きの上下によって、暖房効率や体感温度に大きな違いが出ます。
(なぜ下向きが効果的なのか?)
・暖かい空気の性質
・・・暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、上へ昇っていきますよね。
そして、天井付近に溜まるので、上が暖かく、下は冷たいということになります。
・部屋全体の暖め方
・・・風向きを上向きにすると、上に溜まった暖かい空気を、かき混ぜるだけになってしまい、下の方は冷たいままということになります。
一方、風向きを下向きにすると、下の冷たい空気は上に、暖かい空気は下に循環するので、床面を効率よく暖めることができるのです。
・体感温度
・・・足元の床が暖かいと、体感温度も暖かく感じるので、部屋の温度を上げなくても暖かく感じることができるというわけです。
(風向きの調整ポイント)
・角度は60度以上
・・・風向きを水平に対して60度以上の下向きにすると、足元から暖かさを感じて快適性が増していきます。
・風量は強めから
・・・風量は強めか自動運転にして、暖かい空気が早く足元に届くようにしてください。
風量が弱いと暖かい空気が足元に届く前に、上に登ってしまうので、床が暖かくなりません。
・直接風が当たらないように
・・・風向きは下向きで良いのですが、直接体に当てないように中止してください。
長時間直接風に当たると、体が乾燥してしまいます。
(その他の暖房効率アップ術)
・サーキュレーターの併用
・・・サーキュレーターを併用すると、強力に部屋全体の空気を循環させることができ、暖房効率がさらにアップします。
・断熱対策
・・・窓や壁の断熱を行うことで、暖房効果を高めることができます。
・フィルター掃除
・・・エアコンのフィルターが汚れていると、暖房効率が下がってしまいます。
定期的にフィルターを掃除して、暖房効果を上げましょう。
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エアコン暖房の適温は何度?設定温度で節電するには?

(暖房の設定温度は何度?)
・環境省の推奨設定温度
・・・エアコン暖房の適切な設定温度は、室温20℃を目安と推奨されています。
しかし、人によって快適と感じる温度は違うので、20℃にこだわらないで設定したほうが良いと思います。
・適温には個人差がある
・・・快適と感じる温度は個人差がありますが、一般的には20℃から24℃の範囲が適温のようです。
結構幅があしますが、まずは20℃に設定し試してみて、寒ければ少しずつ温度を上げていく方法が良いですね。
(設定温度と電気代)
エアコン暖房の電気代は、設定温度を1℃下げることで約5~10%の消費電力の削減ができると言われています。
例えば、設定温度を24℃から22℃に2℃下げると、最大で約20%の節電効果があるということです。
ただし、低い温度が節電になるとしても、体感的に寒い思いまでして設定温度を下げるのは快適とは言えません。
自分の体感温度に合わせたほうが良いと思います。
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湿度もコントロール!エアコン暖房で失敗しないための設定術とは?

(なぜエアコン暖房で湿度コントロールが重要なのか?)
・体感温度
・・・湿度が高い(空気中に水分が多い)ほど、私たちは暖かく感じます。
湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、熱が体にこもるためです。
逆に、湿度が低いと、汗が蒸発しやすくなり、体の熱が奪われるので寒く感じます。
そのため、暖かく感じるためには、部屋の湿度を上げなければなりません。
・乾燥対策
・・・エアコン暖房をは、部屋の空気を乾燥させていきます。
部屋を乾燥させると、風邪やインフルエンザなどのウイルスも活発になります。
そのため、湿度を上げてウイルスなどを抑制しなければなりません。
・暖房効率の向上
湿度を上げるように設定すると、体感温度が上がるため、エアコンの温度自体は下げることができます。
湿度が上ると、消費電力を抑え節電にもつながります。
※ エアコンと使うときは、湿度を上げる工夫をすると良いということですね。
(湿度コントロールの方法)
・加湿をする
・・・加湿器で湿度を40~60%に保つと、低い設定温度でも快適に過ごせます。
・濡れたタオルや洗濯物を干す
・・・加湿器がない場合は、濡れたタオルや洗濯物を部屋干しするだけでも、湿度を上げることができます。
・湿度計を活用する
湿度計を使って、部屋の湿度を常に把握するようにしましょう。
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まとめ
エアコン暖房の設定温度は、20℃が推薦されていますが、 個人の体感温度や環境によって調整が必要です。
設定温度を低くすることや、暖房効率を上げる工夫、 使い方を見直すことによって、節電しながら快適に冬を過ごしましょう。